Ubuntuはマルチユーザーに対応したシステムです。つまりシステムを使用する際は、ログインシステムを介して使う人が「誰であるか」を識別し、「本人であること」を認証する必要があります。今回はUbuntuに「普通に」ログインするさまざまな方法を紹介します。 一般的なログイン方法 おそらくUbuntuを日常的に使っている人で、「Ubuntuにログインしたことがない人」はほぼ皆無でしょう[1]。それくらい当たり前に使っているログインシステムですが、その仕組みは想像以上に複雑です。 歴史的経緯から、一般的にローカルユーザーの情報は/etc/passwdファイルに記載されてはいるものの、実際のログイン時にはその方法によって/etc/passwd以外にもさまざまな「ユーザーに関する情報データベース」にアクセスすることになります。さらにLDAPのようなリモートのアカウントサービスまで加えると、その全
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