ミクス編集部は、恒例のMR数調査を行った。今回の最大の関心は、ピークを迎えたMR数のその後。特に製品構成が変わる中での大手・準大手新薬メーカーの動向だが、内外資のMR数上位20社をみたところ、減少数が3桁となったのが6社に上った。中でもファイザー、MSD、塩野義製薬、サノフィは200人超の減少だった。 調査は83社を対象にし70社から回答を得た。MR数は原則として4月1日時点と新卒入社MR数を合算したもの。今年は、大型品と目されるSGLT2阻害薬6成分7製品が市場に投入される見通しで、MR数上位20社のうち10社がプロモーションに携わる。しかし、その賑わいは、MR数を見る限りではあまり読み取れない。日本イーライリリーと日本ベーリンガーインゲルハイム(NBI)は100人超の大幅増員だが、NBIはむしろがん領域への参入(がんMR約100人)が大きい。 この中にあってファイザー、MSD、塩野義製