アメリカの大学院にはゼミはないが、僕の指導教官は、自分が面倒を見ている学生達を月に1回集めて、各々の前月からの進歩と現在かかえている問題をコーヒーなどを飲みながら話しあうという会をやっている。いい年した大人たちが、白昼にカフェテリアで自らの悩みを告白し合っている様はアルコール依存患者の自助グループのようだが、不安に思っていることを話すだけでも気持ちが軽くなるものである。 昨日そのミーティングがあったが、博論の進捗度がぼくと同じくらいの学生が多いため、Procrastination問題に話が及んだ。このステージはコースワークとは違った大変さがある。コースワークは締め切りがあるし、いくら忙しくても終わりが見えている。人から批判されたり、ほめられたりと、いろいろ刺激もある。しかし、博論のステージになると、一人で黙々と書くしかない。Procrastinateする余地が大きい。 代表的な方法は、「す