古い町家を改修して、宿泊施設にするプロジェクトのお手伝いに行ってきました。正確には、家の改修みたいなのに興味があったから、その体験をさせてもらいに行った、くらいが正しいですね。 ただ単に新しいものを足して綺麗にするんじゃなくて、今あるものに寄り添いながら磨きあげていく姿勢がすごく良かった。 長い年月をかけて生み出された「味」を生かした設計にしたり、「スイッチカバー」とか「釘隠し」みたいな、本当に細かい設備にこだわっていたり。 それから、扉の取っ手の細工とか、建具のガラスの装飾とか、ほんの些細な部分に昔の職人さんのいい仕事が発見できて感動した。 100年近く前の「良い仕事」を、その価値がわかっている人が生まれ変わらせている。まだできあがっていないのに、これは絶対に素敵な空間になる…っていうのが感じられました。いまの時点ですでに素敵! プロジェクトのご本人もとても素敵な人。ちょっとしたことも「