ブックマーク / www.buildinsider.net (11)

  • なぜ勉強会・カンファレンスに参加するのか? 良かった勉強会・残念だった勉強会

    参加しない人(2)が2割近くいるが、それを除く8割以上という大多数のエンジニアが勉強会に参加していることが分かった(※アンケートに回答していただける積極的なエンジニアによる回答結果であるので、その点は割り引いて考えた方がよいかもしれない)。 参加しない人を除外すると(=参加する人だけ集計すると)、1+3+4+5の4回答(=年に2~12回の参加)だけで約9割を占めており、「年に1回のみ」や「1カ月に何回も」参加するようなどちらかに片寄った人は比較的少ないようである。「年に2~3回」と回答した人が26%と比較的多いが、参加する人だけで平均の頻度を概算すると2カ月に1回程度になりそうだ(※厳密な回数を聞いていないので、概算となる)。 ▲調査項目の一覧に戻る 参加する目的(業務上か/個人的かに大別) 4人に3人は、勉強会には個人的な目的で参加しているようだ。 1個人的な目的(例:仕事とは関係ないが

  • Unicodeとは? その歴史と進化、開発者向け基礎知識

    まず、Unicodeで規定されている文字1つ1つには、最大で21bits(16進数で5~6桁)の数値が割り振られている。この数値をコードポイント(code point: 符号点、符号位置)という。 ちなみに、Unicodeでは、コードポイントの数値で文字を表すための表記として、「U+16進数」という書き方を使う。例えば、「a」であればU+61、「あ」であればU+3042と表記する(以下、文字コードは全て16進数で表記する)。 一方で、この21bitsのコードポイントがそのままテキストファイルに保存されるわけではない。一定のルールでバイト列に符号化することになる。詳細については、後々、Unicodeの歴史を追いつつ説明していくが、おおむね以下の3つを押さえておけばいいだろう(加えてコードポイントがビッグエンディアンで格納されるか、リトルエンディアンで格納されるかも重要になる。が、今回と次回は

  • OAuth 2.0の代表的な利用パターンを仕様から理解しよう

    連載 INDEX 次回 → はじめまして、OpenID Foundation Japan事務局長のNovです。 このたびは、Build InsiderでOAuth 2.0とOpenID Connectに関する記事を書かせていただくことになりました。 今回はOAuth 2.0、次回はOpenID Connectについて、ユースケースごとのフロー(Flow)や関連仕様についてまとめていきます。 OAuth 2.0仕様策定から5年 OAuth 2.0はIETF OAuth WG*1で仕様策定されている標準仕様群である。 最もコアとなるRFC 6749&RFC 6750はどちらも2012年にRFC化されており、すでに策定から5年以上が経過している。OpenID Foundation Japanの翻訳WGでもこれらは翻訳済みである。 The OAuth 2.0 Authorization Frame

    OAuth 2.0の代表的な利用パターンを仕様から理解しよう
  • nullが生まれた背景と現在のnullの問題点 ― null参照問題(前編)

    Cの系譜を継ぐC#ではnullが長らく使い続けられてきたが、最近ではその存在が大きな問題だと認識されている。前後編でこの問題を取り上げ、今回(前編)はnullを取り巻く事情について考察する。 ← 前回 連載 INDEX 次回 → 近年、nullの存在は、billion dollar mistake(10億ドル規模の損失をもたらす過ち)と呼ばれるくらい忌避されるものになっている。 nullは、低コストでそこそこ安全に参照を扱えるという意味で悪くない妥協ではあるが、技術が進歩した現在ではもう少し賢い参照の扱い方があるはずである。C#のように、これまでnullを認めてしまっているプログラミング言語で、今からそれを完全になくすというのは現実的ではないが、nullに起因する問題を少しでも避ける手段はこれからでも追加していけるだろう。 今回は、nullが生まれるに至った背景から始め、nullが抱える問

  • DevOpsとは何か? そのツールと組織文化、アジャイルとの違い

    両氏はこのプレゼンテーションの中で、それぞれの役割の違いから対立することの多い開発者(以下、Dev)と運用者(以下、Ops)の対立構造を次のように示した。 Devの役割が“システムに新しい機能を追加する”である一方、Opsの役割は“システムの安定稼働”である。そのため、Devが新しい機能を追加したくても、Opsはシステムの安定稼働のために変更を加えたがらない、という対立構造が作られてしまっていた。 しかしDevとOpsのそれぞれのミッションは(DevOpsの概念と同じく)、どちらも「システムによってビジネスの価値をより高めるだけでなく、そのビジネスの価値をより確実かつ迅速にエンドユーザーに届け続ける」ことである。そのミッションを達成するための手段が、上記のとおりDevは“システムに新しい機能を追加する”であり、Opsは“システムの安定稼働”なのである。つまり、同じ「ミッション」を掲げている

    DevOpsとは何か? そのツールと組織文化、アジャイルとの違い
  • 無料でダウンロードできるIT技術系電子書籍(EPUB/PDF)一覧【2016年版】

    Microsoft PressとApressを中心に、無償で入手・購入可能なコンピューターおよびIT技術系の電子書籍を50冊以上、集めてみた。ほとんど英語の書籍だが、日語書籍もいくつかあり。 ← 前回 連載 INDEX ※稿は、昨年の同時期に公開した記事を、2016年現時点の最新情報にアップデートした記事である。 や雑誌を電子書籍で読む機会が増えてきている。特に「紙の書籍よりも、電子書籍の方が大きく割安になっている場合は、電子書籍で買う」という人も多いのではないだろうか(特にIT業界の人は)。実際に自分もAndroidタブレットやiPhoneなどを使って電子書籍を読むことが増えてきた。また、Amazonプライム会員であればKindle端末上で月に1冊まで無料で読めるサービスがあり、その対象となる「コンピュータ・IT」系の電子書籍も徐々に増えてきている。電子書籍を読むための環境は年々

    無料でダウンロードできるIT技術系電子書籍(EPUB/PDF)一覧【2016年版】
  • Vorlon.jsとは? ブラウザーでWebデバッグできるお手軽な開発者ツール

    Vorlon.jsという開発者ツールを知っているだろうか? このオープンソースツールを使えば、PCブラウザーで各種Webデバッグが行える。その機能概要と基的な使い方を解説。 Vorlon.jsとは Vorlon.js(読み方: ヴォーロン・ジェーエス)とは、ChromeのDevToolsやIE/EdgeのF12開発者ツールと同じく、Webブラウザーの表示内容やネットワーク状態をデバッグするためのツールである。 最も特徴的なのが、ブラウザー上で動作することだ。PCブラウザーのデバッグはもちろん、スマホなどのモバイルデバイスのデバッグを、ケーブルをつなげることなく、Macを準備することなく、実現できるのが大きなメリットだろう。 マイクロソフトが開発したオープンソースプロジェクトであり、Node.jsとSocket.IOといったオープンな標準のみを使って開発されていて、プラグインの追加が容易で

  • 無料でダウンロードできるIT技術系電子書籍(EPUB/PDF)一覧

    2015年に入り、「Amazon.co.jp: Kindle無料マンガ雑誌」がスタートするなど、や雑誌を電子書籍で読む機会が増えてきている。特に「紙の書籍よりも、電子書籍の方が大きく割安になっている場合は、電子書籍で買う」という人も多いのではないだろうか(特にIT業界の人は)。実際に自分もAndroidタブレットやiPhoneなどを使って電子書籍を読むことが増えてきた。 まだ電子書籍を読む習慣がないという人は、今春から試してみてはいかがだろうか。紙の書籍ではあり得ないが、電子書籍であれば無料で提供されているものもある。稿ではそんな「無料*1でダウンロードできるIT技術電子書籍」を一挙にまとめて紹介する(※特に主要な出版社のものを取り上げている。「これがないぞ」というのがあればお知らせいただけると幸いだ)。 なお以下では、英語書籍が圧倒的に多いので、逆に日語書籍にのみ【日語】と

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  • C# 6.0で知っておくべき12の新機能

    Visual Studio 2015正式版のリリースで利用可能になったC#言語の最新バージョン「6.0」の新機能を解説する。CTP 5→正式版に合わせて改訂。 連載 INDEX 次回 → 「C# 6.0」と呼ばれているC#の最新バージョンは、Visual Studio 2015*1で利用可能になっている。 この最新バージョンでは、「.NET Compiler Platform」(コード名:“Roslyn”)と呼ばれる新しいコンパイラーが導入されており、静的解析APIの提供など、コンパイラーまわりに大きな変更が行われている。一方、言語機能に目を向けると、async/awaitという大きな機能が追加されたC# 5.0に比べると、一つ一つの新機能自体は小さい。しかし、それらはプログラムをより書きやすくするための機能なので、C#開発者にとってはやはり重要なアップデートとなっている。 そして、これら

  • 人気上昇中のJavaScriptライブラリを調べてみた【2015年版】

    altJSの人気が混戦で面白い! 2014年中に人気が急上昇してきており、「2015年では必須の知識」となりそうなJavaScriptライブラリをランキング形式で発表。 ← 前回 連載 INDEX 次回 → こちらのページで【2016年版】も発表! ■ 2015年が始まり、心機一転で「今年こそはWeb開発を頑張ろう」と思っている人も少なくないだろう。そんな方々に向けて稿では、2014年中に人気が急上昇してきており、「2015年では必須の知識」となりそうなJavaScriptライブラリをランキング形式で発表する(※昨年の2014年版はこちら)。 なお、稿のランキング決定では、検索キーワードの流行を調査可能な「Googleトレンド」(「すべての国」「過去 12 か月間」「すべてのカテゴリ」「ウェブ検索」という条件で絞り込み)を使って、ライブラリの人気をジャンルごとに比較した(※ライブラリ名

  • 特におすすめしたい、Sublime Textのパッケージ - Build Insider

    Sublime Textのさまざまなパッケージの中から、利用シーン別におすすめのものを紹介。また、Sublime Textのパッケージの基的な使い方として導入方法や有効化/無効化、削除の方法も説明する。 ← 前回 連載 INDEX 今回はSublime Textのさまざまなパッケージの中から、特におすすめのものを紹介する。 Sublime Textのパッケージ Sublime Text自体はオープンソース・ソフトウェアではないが、内部機能を操作するためのAPIAPI Reference - Sublime Text 3 Documentation)が公開されている。また、メジャーなスクリプト言語であるPythonのランタイムが搭載されているので、誰でもパッケージを作成できる。 そのため、パッケージの作成は盛んで、2014年12月時点登録されている公式パッケージは2600以上となっている

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