自分で考える余地がないと感動は生まれない 森川亮氏(以下、森川):解釈から入るということですよね。 福武英明氏(以下、福武):そうなんですよ。今、美術館に行くと、だいたい一番混んでるのはキャプションの前じゃないですか。 森川:そうですよね(笑)。 福武:作品を見ないで、すっごい並んでて。 森川:読み込むみたいな。 福武:そうそう。答え合わせみたいな。 前田裕二氏(以下、前田):めっちゃおもしろいですね。 福武:そうなると、自分で考える余地がないんですよね。そこにたぶん感動も生まれないし、前田さんとちょっと裏で話してた、インタラクティブな要素もなくなっちゃう。あえて、そこのインタラクティブ(な要素)を自分で主体的に残す上で、1つとしては、そういうのをやっています。 森川:じゃあG1カレッジも、こういうタイトルとかなく、いきなり入ったほうがいいのかもしれないですね。 福武:あんまり感動にこだわ