俳優の坂口憲二(42)が31日、国指定の難病「特発性大腿骨頭壊死(えし)症」のため、無期限で芸能活動を休止することを発表した。所属する芸能事務所「ケイダッシュ」も契約満了となる5月末で退社する。6年前から右股関節の痛みに悩まされ、3年前に手術も受けていた。今後は治療に専念する。 【写真】坂口憲二からの芸能活動休止を報告するFAX 原因不明の難病に悩まされている坂口。文書で「このままでは仕事関係者の皆さまにもご迷惑をお掛けすることになり、これ以上仕事を続けていくことはできない」と苦しい胸中を明かした。 事務所関係者によると、坂口が右股関節の痛みを初めて訴えたのは、2012年8月の初舞台「十三人の刺客」の期間中。痛み止めの薬を飲んでしのいだが、これ以降、慢性的に痛むようになった。 初めて病院で診察を受けたのは14年春。同3月に飲食店経営の女性と結婚していたが、このころには松葉づえを使うほど重症