企画:アットマーク・アイティ 営業企画局 制作:アットマーク・アイティ 編集局 掲載内容有効期限:2004年12月10日 1Uサーバやブレードサーバによるスケールアウトは、ミッドレンジ/ハイエンド・サーバによるスケールアップに行き着く。この逆説的ともいえる状況が、明確なトレンドとして現れつつある。そのカギを握るキーワードは、「仮想スケールアウト」だ。 これまでスケールアウト構成が広く採用されてきた背景には、「安いサーバを数多く並べるだけで、リニアなパフォーマンス向上が実現する」というメリットがある。また個々のアプリケーションを独立したサーバに割り当てておけば、OSリブートによる影響を最小限に抑えられ、メンテナンスの柔軟性や可用性が高まる。 ■スケールアップシステムの仮想化がコスト削減の切り札になり得る理由 しかしこうしたスケールアウト構成で構築されたデータセンターにも若干の弱点が出る可能性