2012年秋に実施された、新国立競技場の基本計画に関する国際デザイン・コンクールの詳細な選考過程がようやく明らかになった。事業主体である日本スポーツ振興センター(JSC)が2014年5月30日、報告書をウェブサイト上で公表した。国際デザイン・コンクールには46点(国内12点、海外34点)の応募があった。最優秀賞に選ばれたのは英国の設計事務所、ザハ・ハディド・アーキテクツ。なぜザハ案が選ばれたのか、最終審査での"激論"が明らかになった。
・場所や規模、予算などについては、委員を依頼された時点で前提条件として聞いていたことであり、私もすべての事柄について権限のある責任者ではなく、国民や専門家の皆様に対して説明する立場にないため、これまでJSCから事業者として説明して頂くよう伝えていた。 ・私がデザインについて説明をする前に、皆さんの疑問点を直接聞くことが必要。このような機会がこれまでなかったのが問題であったと思っている。国家的事業であ ることを考慮すれば、本来であれば公開ですべきだと考えている。 ・デザインの選考については、構造や設備、そして管理運営など専門の先生方にも相談して審査して頂き、ザハ・ハディドの案が良いのではないかということになった。 審査についての問題点も指摘されているようだが、限られたスケジュールの中では 公平になされたと思っている。その経緯の詳細については JSC が HP上で公開している。 ・今回は皆さん
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く