自民党代議士会で意見を述べる中川秀直元幹事長。左後ろは麻生太郎首相=14日午後0時59分、国会内(撮影・酒巻俊介)(写真:産経新聞) 自民党の中川秀直元幹事長は14日午後の代議士会で「今、解散を望んでいるのは民主党だ。民主党を利するのは違うのではないか。人心一新が必要だ」と主張し、両院議員総会の開催を求めるとともに、麻生太郎首相の退陣を求めた。 [表でチェック] 自民党の「ポスト麻生」候補10人 代議士会には麻生太郎首相も出席しており、冒頭に「党内がまとまらなければ戦いにならない」と述べ、衆院選に向けて党内に一致結束を呼びかけていた。その面前での退陣勧告に党内の亀裂は深まりそうだ。 中川氏はそのうえで「都議選で示された有権者の判断は誰に向けられたものかしっかり議論して反省に立つべきだ」と強調した。 佐藤ゆかり、小野次郎衆院議員ら首相に批判的な立場の若手からは拍手がおこった。 続い