中国広東省、広州市街地にある橋や高架下などに、高さ20センチのピラミッド型をしたギザギザのコンクリートが設置された。 これはホームレスが集まってくるのを防止するため地区の行政機関が設置したものだ。 「橋の下で生活する人たちが、火を使って料理をしたりすることが危険なのです」、と行政側は説明しているが、一方広州市民たちは「ホームレスの問題を隠そうとしているだけではないか」、と憤慨している。 人権団体関係は、「路上生活者の憩いの場所をこのような形で奪うのは残酷だ。そして寛容性、許容性を誇りにしている広州市民にとって大きな恥である」と、コメントしている。 ホームレスはどこの国でも存在するだろう。橋の下が駄目なら他の場所に移動するまで。あまり賢い解決策とはいえないようだ。