中央区立泰明小学校の「アルマーニ標準服」が、物議を醸している。中央区教育委員会は2月8日夕方、記者会見を開いた。島田勝敏教育長は、保護者から選定への疑問や「高すぎる」という苦言が寄せられたことについて、「教育委員会として、学校に対して舵取りが甘かった」と責任を認めた。 教育委員会では、価格が判明後、元の標準服に戻すこと含めて対応策を議論したが、その時点で、すでに後戻りができない状況になっていたという。 (渡辺一樹・ハフポスト日本版) 記者たちからは、アルマーニがデザインを監修した標準服の「値段」について、疑問が相次いだ。 記者会見後に配布された資料によると、たとえば身長130センチの男子児童向けの上着(2万5920円)、半ズボン(冬用9180円・夏用8964円)、シャツ(長袖5616円・半袖5400円)、帽子(夏用2916円・冬用2916円)を買うと、それだけで6万円を越える。女子用(ブラ