体操女子の宮川紗江(18)に対する暴力行為で日本協会からの無期限の登録抹消処分を受けた速見佑斗元コーチ(34)が5日、都内で会見を行い、宮川への暴力行為について「深くお詫び申し上げます」と謝罪した。会見では、宮川とともに朝日生命体操クラブへの入部要請を受けたと明かした。 【写真】会見開始に深々とお辞儀する速見元コーチ 暴力問題を発端に、宮川が日本協会の塚原千恵子女子強化本部長(71)、夫の光男副会長(70)からのパワハラを告発し大騒動に発展。8月29日に行った会見で宮川は、塚原夫妻に関係が深い朝日生命への移籍を関係者から勧められたこともあったと主張していた。 速見元コーチはこの日の会見中、報道陣との質疑応答で、朝日生命からの勧誘については「宮川選手が中学3年の秋から冬ごろに、朝日生命のコーチの方から電話で連絡をもらった。“宮川と(速見)コーチといっしょに来てくれないかという話をしたいので、