「メタバースくそくらえ!」 ……本当は、こんなことは言いたくないし、言うべきでもないのかもしれません。 しかし、黎明期から VR 業界で活動してきた人間としては、どうしても今の「メタバース」という言葉を取り巻く状況に対して、違和感を表明せざるをえませんでした。 正直、「メタバース」という言葉が世間ではやり始めた当初は、「ついに時代がやって来たか!」と胸が高鳴って仕方ありませんでした。私達が、皆様が、世界中のたくさんの人々が夢見た未来が、今度こそ形になる!──そう思えたからです。 しかし──。しかし、どうでしょうか? 今の「メタバース」は、何か胡散臭い、ネガティブな言葉として広まりつつあるような気がします。本当は、胸躍る未来を表す言葉であったはずのものが、お金儲けやビジネス的なものとして扱われてしまっていることが、本当に残念でなりません。 確かにメタバースという言葉が注目されて、たくさんの資
![VRゲーム会社MyDearest、「メタバースくそくらえ」と宣言。「メタバース」が胡散臭い言葉として広まりつつある現状を憂い、「面白いゲーム」を作ることこそがメタバースの未来を切り拓くと信じて](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/98eb5712cdc511633f75043ffb6c2656d563694e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg-denfaminicogamer.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2022%2F04%2F9c7ea0bde9efa7f1114b17a5e38953a1.jpg)