これまで4回にわたってネットワークの運用管理の自動化について連載してきました。 ネットワーク運用の自動化の全体像とライフサイクル ネットワーク機器自身が持つ機能による自動化(ZTP) 自動化ツールによる構成管理(Ansible) ライブラリを使って簡単にデータの取得、機械的な判断を実行(Python)、表示(Jupyter) 第4回でも少し触れましたが、自動化できる作業的な部分と人の判断が必要な部分を明確に分けることで、作業は機械に任せ、人は判断に集中できる運用が可能になります。最終回の今回は、イベントドリブンな自動化とネットワーク運用の将来像について紹介します。 作業の自動化をサポートする方法 これまで紹介してきた自動化ツールは、それぞれ特定の業務を自動化するのに有効なものです。これらを運用の一部に取り入れるだけでも、運用負荷をかなり低減できます。そこからもう一歩自動化を進め、業務の自動
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