フランス南部のニースで花火の見物客に向かって大型トラックが突っ込み多数の死傷者が出たテロ事件について、カズヌーブ内相は、容疑者のチュニジア人の男が急速に過激な思想の影響を受けて犯行に及んだものとみられ、当局も把握できていなかったことを明らかにしました。 この事件で、トラックを運転していて警察に射殺されたニース在住のチュニジア人、モハメド・ラフエジブフレル容疑者(31)について、過激派組織IS=イスラミックステートにつながりのある「アマーク通信」は16日、「ISの戦士だった」と伝えました。 一方、フランスのカズヌーブ内相は16日、パリで記者団に対し、「容疑者は急速に過激な思想に感化されたとみられる」と述べ、容疑者が短時間で過激な思想の影響を受け犯行に及んだものとみられ、当局も把握できていなかったことを明らかにしました。 さらに、大型トラックを使って人々を殺傷した手口について、「われわれはこれ