先週「古いAndroidのサポート終了か」といったタイトルの記事がインターネットを騒がせたようだが、調べて見ると、あるブログ記事が元になっていて、元ブログは「炎上マーケティング」のようにも思える。どうして大手ニュースサイトまでこんな記事を扱う? というレベルの記事であり、それに追従するバイラルなサイトの「煽り」もあって、ちょっとした騒ぎになっている。 問題が大きくなったのは、「Googleが9億台のアンドロイドを見捨てた」といった表記があったからだが、そもそも、出荷されたスマートフォンやタブレットをサポートするのは出荷したメーカーや販売した事業者であり、Googleは直接サポートしていないため、そもそも「見捨てる」ことは「不可能」である。もともとサポートしていないのだから、グーグルが「サポートしない」と言ったからといって「見捨てた」というのは正しくない、というか完全に論理的な「誤り」である