ドイツ西部のケルンで、市長選挙の候補者ヘンリエッテ・レーカー氏が襲撃された現場(2015年10月17日撮影)。(c)AFP/DPA/FEDERICO GAMBARINI 【10月18日 AFP】ドイツで17日、移民支援に意欲的に取り組んでいた市長選挙の候補者が男に刺され重傷を負った。警察はこの事件を「人種的、政治的」な動機によるものとしており、移民問題をめぐりアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相にとってさらなるプレッシャーとなる可能性がある。 事件があったのはドイツ第4の都市、西部のケルン(Cologne)で、18日に控えた市長選の最有力候補とされている左派のヘンリエッテ・レーカー(Henriette Reker)氏が首に重傷を負った。事件について、メルケル首相は「ショックだ」とコメントしている。 メルケル首相が党首を務めるキリスト教民主同盟(CDU)の支援を受ける無所属候