3/16に行われた PyFes の会場で、技術評論社から発行された『パーフェクトPython』のプレゼント大会が行われ、見事1冊ゲットした。450ページ強の書籍を隅々まで読むには時間が足りないため、ざっと一読した印象と、本書を読んだ方への補助線のようなものを引いてみたいと思う。 導入〜言語仕様 導入である1章、続いて言語仕様の解説が9章まで続く。カバーに「Python 3.3対応」と謳われており、実際のところ本書はPython3.3の入門書だ。基本的な文法は同じなのであまり気になることではないが、Python 2系に関する解説は基本的にない。クラスに関する機能を2系でも使いたい、あるいは特定のサードパーティモジュールを使いたいという方が本書を手に取られるときはご注意いただけると良いのではないかと思う。サードパーティモジュールのPython 3への対応状況は以下にまとめられている。 PYTH