玉:玉内 編:編集部 玉 今回も「デジタルの後処理でライティングを仕上げる」という具体例を紹介しましょう。 以前にもこのコーナーで、天トレを使った朝の光、ベアバルブでの昼の直射光などを紹介しましたが、さらにそこにデジタル処理でひと味加えてみます。 朝のイメージ 写真上は、逆光ライティングで朝の光を表現した元画像。 トーンカーブ①トーンカーブのBを持ち上げ(補色のMがマイナス)、Rを下げる(補足のCがプラス)。トーンカーブ ②トーンカーブ全体(RGB )の中間調より上を持ち上げて、明るさを強調。 玉 さて、朝の光ってどんなイメージがありますか? 編 クリアだけどあまり強烈な光ではなく、透明感があって清々しい感じ? 玉 そうですね。季節、時間によって太陽の高さは違いますが、東の窓から明け方の光が差し込んでくる。でも、まだ直射光はあたらず、明るくなり始めた空の光で、部屋が明るくなっている感じ。