1978年東京生まれ。酒場ライター。著書に『酒場っ子』『つつまし酒』『天国酒場』など。ライター・スズキナオとのユニット「酒の穴」としても活動中。 前の記事:お汁がじゅわっと染みこむ食材王座決定戦 酒蒸し法のおさらい 「酒蒸し法」とは、メジャーなアサリに限らず、さまざまな食材を酒蒸しにして食べてみると、食材にふっくらと火が通り、しかも日本酒の効果で旨味がたっぷり増すという便利な調理法。 やりかたは簡単で、フライパンに塩をふった食材を入れ、そこに、食材の6ぶんめくらいまでが浸る量の日本酒(安いパックの酒でじゅうぶん)を注ぎ、フタをして中火で、水気がなくなるまでほっておくだけ。 自分で言うのもなんですが、これがなかなかに汎用性高く、その割に斬新なアイデアだったようで、デイリーポータルZで発表したあともいくつかの雑誌やWEB媒体などで取材を受け、紹介させてもらったりしました。そして、そういう機会に