簡単に説明します。詳しくは専門書なり見てください。 装甲用の鋼板というのは鉄をベースに他の金属を混ぜた合金です。 鉄にニッケルを混ぜたものをニッケル鋼、さらにクロームを混ぜたニッケルクローム鋼、ニッケル鋼の表面に炭素(カーボン)を染み込ませ、焼入れする(浸炭処理)事で表面の硬度を上げたハーヴェイ鋼。 そしてニッケルクローム鋼に浸炭処理したクルップ鋼(KC鋼)と次々に装甲用の鋼板は改善されてゆきます。 VC鋼とはKC鋼のグレードアップ版でよりニッケル・クローム等の配合率を上げ、焼入れをしっかり行う事で表面の硬度を非常に高くした戦艦用鋼板の代名詞ともいえる鋼板です。 その代わり、非常に高価かつ製造が難しく時間もかかります。 VH鋼はこのVC鋼の生産効率を改善する為、浸炭処理を無くし、焼入れのみで表面を硬化させた装甲用鋼板です。 つまり、VH鋼とはVC鋼と同程度の性能を持ちつつ、生産効率を良くし
![旧日本海軍が開発、使用した装甲について教えてください。(NVNC鋼・CNC鋼・MNC鋼・VH鋼・VC鋼) - あと、甲板の防御に使われ... - Yahoo!知恵袋](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1d07bee2b75b182ba712690f3a3464c29972e28b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fs.yimg.jp%2Fimages%2Fks%2Fclap%2Fimage%2Fogp%2Fogp.png)