気持ち良く晴れる日の多い5月。行楽シーズンなのでちょいと観光地でも行くかと、小江戸として有名な埼玉県の川越を訪れてみたのである。 川越の歴史は非常に古く、古墳も多く残るし、平安時代後期には秩父系平氏の河越氏が領し、室町時代には扇谷上杉氏が川越城を居館とし(築城は、最初に江戸城を築いたことで有名な太田道灌と伝わる)、戦国時代には小田原北条氏が領した。江戸とは荒川・入間川を使った水運や、川越街道で結ばれ、徳川家康もたびたび鷹狩りで訪れたという。 川越が観光地として脚光を浴びているのは、江戸~大正時代の街並みや建物がかなり残っているから。歩くだけで歴史を感じられるし、古い建物を利用したカフェなんかも増えてて派手ではないけどいい感じ。歴史なんて興味なくても古建築近代建築好きにはかなり垂涎ものだ。