著者プロフィール:松田雅央(まつだまさひろ) ドイツ・カールスルーエ市在住ジャーナリスト。東京都立大学工学研究科大学院修了後、1995年渡独。ドイツ及び欧州の環境活動やまちづくりをテーマに、執筆、講演、研究調査、視察コーディネートを行う。記事連載「EUレポート(日本経済研究所/月報)」、「環境・エネルギー先端レポート(ドイチェ・アセット・マネジメント株式会社/月次ニュースレター)」、著書に「環境先進国ドイツの今」、「ドイツ・人が主役のまちづくり」など。ドイツ・ジャーナリスト協会(DJV)会員。公式サイト:「ドイツ環境情報のページ」 12月7日からデンマークの首都コペンハーゲンで開催されていたCOP15(第15回気候変動枠組条約締約国会議)が先ごろ終了した。2013年以降の“ポスト京都議定書”をめぐり、「気温上昇を2度以内に抑える」「2050年までに全体の排出量を50%削減」「先進国の排出量