北朝鮮が国家ぐるみで保険金詐欺を働き、毎年数十億円の外貨を稼いでいたことが明らかになった。 この疑惑は以前、筆者も本欄で指摘したことのあるものだが、昨年7月に韓国に亡命したテ・ヨンホ元駐英北朝鮮公使が韓国紙とのインタビューで、事実であると認めたのだ。 公開処刑も恐れずテ氏はソウル新聞のインタビューに答え、次のように語っている。 「北朝鮮は1980年代はじめから最近まで、ロンドンの国際保険市場で数千万ドルを毎年、稼いできた。北朝鮮には国営の保険会社がひとつだけで、事故をねつ造しても、外部からの検証が不可能な唯一の国だ。橋梁や工場などのインフラを国際保険・再保険に加入させた後、事故を装う文献をねつ造した」 北朝鮮で、一度に数百人が死亡するような大規模な事故が多発していること自体は事実だ。その多くは無茶苦茶な工期設定や行政の怠慢が原因となった「人災」である。 (参考記事:北朝鮮、橋崩壊で「500
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