スカイプ、ツイッター、フェイスブック…これらのサービスを爆発的に成長させた影の立役者がいる。それがベンチャーキャピタリスト(VC)、ベン・ホロウィッツだ。VCは新興企業への投資金を募る職種だが、なぜ彼はこれだけ成功を収められのだろうか。それは、彼自身がシリコンバレーの経営者として困難を乗り越えてきたからに他ならない。そこでの気づきを1冊にまとめたのが書籍「HARD THINGS」だ。 ホロウィッツがシリコンバレーで苦闘していたころ、渋谷はビットバレー(BitValley)と呼ばれ、インターネットビジネスの拠点となっていた。そこから世界に飛び出したのが、アマゾンを日本に呼んだ男――西野伸一郎さんだ。西野さんはこの巨大サービスを日本に普及させた後、起業の道を選ぶ。