「選考の結果、貴意に添えかねる結果となりました。今後のご活躍をお祈り申し上げます」──この文言とともに、企業から送られてくる不採用通知の結果。いわゆる「お祈りメール」に不快感を抱いたことのある学生は多いのではないだろうか。 2014年、東京ガスが「お祈りメール」を題材としたCMを打ち出しましたが、大学生を中心に「リアルすぎて心が痛い」といったクレームが相次ぎ、わずか1カ月でCMを打ち切る事態になったこともある。 そんな「お祈りメール」で傷つく学生がいない世界を実現しよう、と現役の大学生が立ち上げたスタートアップがtabecoだ。同社は自社とアンマッチだった求職者を会社間で推薦し合えるプラットフォーム「HRport」を手がけている。 10月15日、tabecoはプレシードラウンドでイーストベンチャーズ3号投資事業有限責任組合、F Ventures Fund 2号投資事業有限責任組合を引受先と