ポイント 「スタンプ」で人気のLINEの業績が好調だ。瞬く間に世界中で3億人が使うサービスにまで成長した。 「スタンプ」は便利でユニークだ。だが一方で、コミュニケーションが画一的になりすぎるという批判もある。 表意文字と表音文字を合わせて使う日本語文明から「スタンプ」が生まれてきたことに筆者は注目したい。利便性と個性的表現の関係は、もう少し使いこなしてから判断すべきだと思う。 業績好調のLINE LINEの四半期決算は好調。アプリストアや開発者向けへの支払いも含めた総売り上げは約150億円規模に拡大(海外投資家向けにLINE社が発表した資料より) LINEの快進撃が止まらない。3年ほど前に始まったサービスだが、あれよあれよという間に、世界で3億人のユーザーが使う規模にまで拡大した。 (ビジネス領域を定義することが難しいが)新しいメッセージング手法ということでとらえれば、フェイスブックやツイ