千葉県四街道市の私立高校で、1年の男子生徒14人が校内や他校の生徒から現金などの盗みを繰り返していた疑いがあることが分かり、学校は全員に自主退学を勧告しました。 学校の説明によりますと、14人は同じ部活に所属していて、ことし6月以降、校内にあったほかの生徒の電子辞書を盗んだり、他校との練習試合の際に相手生徒の財布から現金を盗んだりした疑いがあるということです。 一部の被害品はインターネットで売りに出され、被害届を受けて警察が捜査を始めたことから、学校側も盗難の事実を把握したということです。 学校の聞き取りに対して14人はいずれも盗みを認めて「遊ぶ金が欲しかった」などと話しているということで、学校は全員に自主退学するよう勧告しました。 千葉敬愛高校の安藤正夫教頭は「大変残念なことで、深くおわびします。生徒への指導を徹底し再発防止に努めます」と話しています。