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ブックマーク / president.jp (95)

  • 「ビジネススーツ」にはいくらかけるべきか

    「3万円スーツ」で好印象を与えるには スーツの価格は、購入する場所によって大きく異なります。「安物買いの銭失い」を避けるために、押さえておくべきコツをお教えします。 最も安いのは量販店です。販売数が多いため、品質の優れた生地でも、大量購入により価格が抑えられています。最近は品質が向上しているため、プロが見ても納得できるぐらいの商品は数多くあります。 量販店で買う場合、まずはスーツの上下で3万円を目安にしてください。色は紺かグレーの無地、あまり目立たないストライプがいいでしょう。これより安いものは、明らかに生地が安っぽく、立体感の乏しい商品が多くなってきます。 店員は「歩くマネキン」です。スーツを購入する際にも、自分の理想となる着こなしをした店員から接客を受けられれば、失敗は減るでしょう。ただ量販店の場合は若い店員が多いため、ミドルの方は理想の店員を探すのに苦労するかもしれません。 百貨店は

    「ビジネススーツ」にはいくらかけるべきか
  • 日本を「戦争する国」にする必要はあるか

    政権支持率を下げた「安保法案」の大混乱 安倍政権の支持率が下落しています。読売新聞が7月3日から5日にかけて行った世論調査では、支持率は前回より4%低い49%となり、50%を半年ぶりに下回りました。NHKの調査でも支持率は前月より3%低い48%となっており、その他の調査でも軒並み低下しています。6月は日経平均株価が2万700円を15年2カ月ぶりに超えるなど、経済分野では「アベノミクス」が結実しつつあるようにも見えていたため、政府関係者は驚いたようです。 この支持率下落は、間違いなく、一連の安全保障関連法案の議論によって、国民の不安や不信がかきたてられたことが原因でしょう。今回の安全保障関連法案の改正議論は、当初から難航が囁かれていました。 安全保障が、国民の理解を得るのが難しい分野であることは世界共通で、日も例外ではありません。中国の海洋進出が続き、緊張が激化している南シナ海への日のコ

    日本を「戦争する国」にする必要はあるか
  • 70歳まで働ける体をつくるにはどうすればいいか

    70歳まで働くために欠かせないのが健康です。これまでは、会社や地域を中心に健康保険制度、年金制度など相互扶助システムがありましたが、40代の皆さんにとっては、もはや、それらはあてにはなりません。なによりもまず、自分の体は自分でしか守れないことを再認識してください。 まだ若い、健康だと油断せず、できれば50歳までに生活を見直してみましょう。先人の教えは大したもので、見直す理想的な時期が厄年の前後なのです。42歳までは青年後期、厄があけたら中年期に入り、体質が変わります。これは不思議なほど臨床的にも合致しています。 リセットボタンの押し方ですが、まず、30年後の自分をイメージします。これはネガティブでもポジティブでもかまいません。70歳過ぎたらもう人生ないな、と思う人もいれば、まだまだイケイケなイメージの人もいるでしょう。でも冷静に鏡を見て、自分の老いた姿を想像してみてください。肉体だけでなく

    70歳まで働ける体をつくるにはどうすればいいか
  • 顧客満足93%! 葬儀業界に一石を投じた「イオンのお葬式」

    エンディングサポート協会の調べによると、葬式を出したことのある人のうち3割はその葬式に納得せず後悔しているという。原因は不明朗な業界慣行。そこに着目したのが流通大手のイオンだ。葬儀の新しい動きを紹介する。 価格も品質もイオン基準で大丈夫か 両親や配偶者など身近な人の葬儀は、突然やってくる。実際に自分が喪主となって、葬儀業者や内容に疑問を抱く人も多いようだ。 実は筆者にも経験がある。社会人1年目の秋に実家の父が病死し、喪主を務めたのだ。明け方に亡くなり病院から慌ただしく遺体を搬出、自宅に運び入れた直後に葬儀社の中年男性がやってきた。早速、持参のファイルを示しながら、早朝にはそぐわない大声で祭壇のランクを紹介し、「世間体を考えますと最低これぐらいは……」と矢継ぎ早にセールストークをする。供花の種類から仕出し料理の内容まで、料金を多めに積み上げようとする姿に違和感を抱いた。 実家が加入してい

    顧客満足93%! 葬儀業界に一石を投じた「イオンのお葬式」
  • 小泉進次郎の24時間拝見 -政界で歩くマナーの教科書と呼ばれる理由

    「日には小泉進次郎がいる!」近い将来、日のリーダーになるであろう政界の若きプリンス進次郎を300回近く密着取材した常井健一氏が解き明かす。 1 名刺交換 なぜ、毎回、同じやりとりを繰り返すか 世の注目を集め続ける小泉進次郎の魅力は、どこにあるのか。 政治の現場を取材する中で小泉進次郎に密着し彼の所作を丁寧に観察していると、ビジネスやマナーを考えるうえで学ぶところが多くあることに気づく。人の心をつかみ先を読む動き方、考え方が非常に参考になる。 政治家の世界、特に自民党という旧態依然とした組織の中では目立ちすぎると嫉妬が渦巻き、出る杭は打たれるのが常。それをうまく回避しながら、政界で圧倒的な存在感を示しているのが進次郎だ。 進次郎が最も大切にしているのは挨拶だ。与野党を問わず、また相手が議員でも秘書でも党職員であっても必ずしっかりと挨拶を交わす。これが彼の基的な姿勢だ。立党60年目を迎え

    小泉進次郎の24時間拝見 -政界で歩くマナーの教科書と呼ばれる理由
  • IT・ゲーム業界の管理職が「年収半減」の理由

    給与を伸ばすには3つの方法がある。ひとつは自分が出世することだ。残りの2つは、会社が成長するか、厚遇の会社に移るか。必要なことは大局観をもったキャリアづくりだ。会社頼みでは、必ず行き詰まる。 山一郎さんの回答 転職サイト経由で大量採用された人は会社と一緒に沈む この数年、IT業界ではソーシャルゲーム事業で収益を稼ぐ企業が相次ぎました。しかし、これからの見通しは非常に暗い。いまは「えるものは全部った」という状態です。国内の遊技人口はこれ以上伸びません。大手企業は何とか海外に活路を見出そうとしましたが、いまだに芽が出ていません。 2年ほど前ならば、中身のあるタイトルに、しっかりと宣伝を加えれば、1000万円の月間売上高が見込める、という世界でした。ところがそういうサイクルが崩れて、一部のタイトルは何十億円も稼ぐ一方、そうではないタイトルは2カ月程度で営業停止になるなど、二極化が進んでいま

    IT・ゲーム業界の管理職が「年収半減」の理由
  • 他部署とのコミュニケーションがうまくいかない。最善の方法は

    ――社内の他部署とのコミュニケーションがうまくいきません。 まずはお互いが、どんなミッションのもとで、仕事をしているのか、状況をシェアすることが大切です。 例えば社長から経理部門は「経費を2割削減しろ」と言われている一方、営業部門は「1割業績を伸ばせ」と言われているとしましょう。こういうことは実際によくあります。会社全体では「経費を2割減らし、業績を1割伸ばす」わけですから、かなり知恵を絞らないといけません。 営業部門の人が「売り上げを1割伸ばさなければいけないのに、経費削減を迫る経理は許せない!」と思っていても、経理部門の経費2割削減の目標を知ったら、「彼らも大変だな」となる。 ――なるほど。お互いを理解したら、次はどうすべきでしょうか。 話を持っていく際に、「誰に一番最初に話をするのがスムーズか」を見極めることです。ここでボタンを掛け違えると、話が進まなくなります。他部署の親しい人など

    他部署とのコミュニケーションがうまくいかない。最善の方法は
  • 月5万円稼げて人生充実「週末副業」20

    年収の頭打ち感はまだ根強い。となれば、「稼ぐ枠組み」は自らつくるに限る。年収300万円なら月に5万円で収入は20%増だ。 自らも会社員時代に副業を行い、現在は副業情報サイトを運営する、ネットピコ代表の中野貴利人氏は副業の現状をこう語る。 「いまのおすすめはアルバイトですね。特に飲は“ブラック職種”との印象が強く応募が少ない。条件がいいうえに週末のみの募集も多くなっています」 副業といっても、幅広く捉えるべし。「飲=学生バイト」という固定観念は前時代のものだ。 「ただし、副業全般にいえることですが、中長期的視野にもとづいて“職種”を選んだほうがいいですね。趣味などから自分の“強み”を洗い出してから始めるとリスクも軽減でき、長続きしやすい」 週末副業の王道、ネット副業にもその法則は当てはまるという。代表的なネット副業に、広告主のサイトへ張ったリンクから報酬が得られるアフィリエイトがある。

    月5万円稼げて人生充実「週末副業」20
  • 提案書――「結論3つ、個条書き」パワーポイント術

    ビジネスの場面では、作家のような文章力はいらない。要点をまとめる論理力。数字を駆使した説得力。読み手の興味をかきたてるコピーライター的センス……。達人によるビフォーアフターで、「通る文書」のつくり方を身につけよう。 ありがちだがダメな提案書の典型とは、それを見たクライアントとの議論が「紛糾しない」タイプのものだ。 概念度が高い言葉できれいにまとめてあるだけだったり、「とりあえず、この手順で事業を展開すべきです」といった形で取り組みのプロセスだけを説明して、結論について言及しない提案書というのはあまり議論にならない。具体的なリスクや問題点が見えてこないから、クライアントも突っ込んでこないのだ。 この手の提案は結局、概念やプロセスだけを見せて、結論とそれにまつわる課題はクライアントに任せることになるため、こぎれいだが驚きがなく、長期的に見て真の問題解決には至りにくい。最終的には、「現状を分析し

    提案書――「結論3つ、個条書き」パワーポイント術
  • メンタルによる休職者が多い職場。管理職としてすべきことは

    ――数十名の職場の管理職をしていますが、メンタルによる休職者や休職予備軍が多いのが悩みです。 心に、いわゆるメンタル(ヘルス)の問題を抱えている人は、僕は職場の「カナリア」だと思うのです。 ご存じのように、カナリアはかつて炭鉱で、ガスの異常を感知するために使われました。カナリアの異常は多くの炭鉱夫の身に危険が差し迫っているということ。 それと同じで、職場に1人でもメンタル不調者が出たら、潜在的な予備軍はほかにもいると考えたほうがいいでしょう。メンタルの不調は、単に個人の問題にとどまらず、職場全体の問題でもあると考えるべきです。場合によっては、マネジメントに問題がある場合もあります。 ――多かれ少なかれ、仕事とは憂なものなんじゃないですか? 先日、熊県のある会社を訪問する機会がありました。平均年齢が29歳の小さな企業ですが、社員がみんな「金曜日になったら憂になる」と言うのです。「こんな

    メンタルによる休職者が多い職場。管理職としてすべきことは
  • 世界のエリートは“白いシャツ”と“10年選手の革靴”を身につける 重視するのは個性より清潔感

    ビジネスマンの基を問えば、第一に誰からも「身なりを整える」という答えが返ってくる。これは「高価なものを身につける」意味ではない――。 分野は違えど、それぞれが世界最強と評される「ゴールドマン・サックス」「マッキンゼー・アンド・カンパニー」そして、「ハーバード・ビジネススクール(HBS)」。世界を牽引する産業・金融界、さらには政界のリーダーたちの多くがこの2企業の出身者だ。そして「HBS」の学生の多くが先の企業を経て入学、もしくはMBA取得後にこれらの企業に入社する。世界のエリートとして指導的役割を担う彼らの常識やルールは、これらの場所で培われると言っても過言ではない。 この2社1校で実務、学びの経験を経て、現在自身の企業を経営する戸塚隆将さんは、世界のエリートたちが大切にする基には共通項があると断言する。その共通の作法は、能力や経験に関係なく、人間生活を送るうえでも大切なことだという。

    世界のエリートは“白いシャツ”と“10年選手の革靴”を身につける 重視するのは個性より清潔感
  • 個人情報保護法の改正でプライバシーを守れるか

    土壇場の見直しで「十分性認定」に弾み 個人情報保護法の施行から10年。ビッグデータ時代を迎え、さまざまなレベルで「個人情報」が意識されるようになりました。私たち一人ひとりの情報は、すでに目に見えない形で取得され、「利活用」という言葉のもとでやりとりされています。 必要な情報の流通は積極的に行っていくべきです。ところが日には個人に関する情報の定義や利用についての統一的な枠組みがまだありません。現行法は進んだ情報技術に対応できておらず、曖昧なままでグレーゾーンが広がっています。 このため、政府は昨年6月、「パーソナルデータの利活用に関する制度改正大綱」をまとめ、これにもとづき、昨年12月には法改正の「骨子案」が示されました。ただ、この骨子案をめぐって、大きく2つの論点が問題視されました。 ひとつは「利用目的の制限緩和」です。これは企業などが取得した個人に関する情報の利用目的を、人の同意なく

    個人情報保護法の改正でプライバシーを守れるか
  • 日本人の8割「波乗り人生」はなぜ漂流するか?

    米国型(山登り派)の成功哲学に違和感あり 特にアメリカを中心とする成功哲学は、ある意味、個人主義の思想が色濃く出ています。 個人主義とは、常に自分はどうかという内的基準(自分の価値観や欲求)に基づいて行動して周りの仲間を作って、仲間と繋がり広げていきます。一方、集団主義は常に周り(社会や仲間)を意識、つまり外的基準(社会・集団の価値観や規範)を強く意識し、調和を重視しながら自分を作っていきます。 異文化視点で見たときに、アメリカは世界で最も個人主義傾向の強い国です。だからビジネスのキャリアの積み方も自分が何になりたいのか、どのようなキャリアプランを歩みたいのか、個人の意志を軸に転職したり、配置転換を申し出ます。これが個人主義のスタイルです。 一方日は、集団主義の傾向が強い国です。社会のしきたりや慣例、価値観の中で、生きています。会社に就職して職種や部署は、多くの場合、自分で決めるという

    日本人の8割「波乗り人生」はなぜ漂流するか?
  • サントリー「腑に落ちない」ウイスキーの値上げ

    急速に進んだ円安を背景にした輸入原材料価格の高騰などから、品類の値上げラッシュがとまらない。「企業努力の限界を超えた」が値上げに踏み切る企業の常套句だ。しかし、他の製品と比べて極端に大きな引き上げ幅と、さらにその理由といい、サントリーによるウイスキーの値上げが「どうにも腑に落ちない」との指摘が挙がっている。 ウイスキー国内最大手のサントリースピリッツ(旧サントリー酒類)がこの4月、国内で販売するウイスキーを希望小売価格で平均約2割という極めて高率で値上げするからだ。国内ウイスキー販売は、折しも国産ウイスキーの生みの親でニッカウヰスキーの創業者、竹鶴政孝をモデルにしたNHK朝の連続ドラマ「マッサン」の人気もあって、追い風に乗っている。 しかし、サントリーの値上げが、せっかくのマッサン効果に水を差す恐れも否めない。同社は4月からの値上げの理由として、新興国を中心としたウイスキー需要の高まりと

    サントリー「腑に落ちない」ウイスキーの値上げ
  • ピケティの『21世紀の資本』を読んだ後、何をすべきか

    トマ・ピケティ氏の『21世紀の資』。このが、ピケティ氏の母国のフランスだけでなく、アメリカや日でもベストセラーになったのは、時代の必然であろう。 経済のグローバル化に伴い、さまざまな変化の波が各国に押し寄せている。そんな中、人々は、自身の働き方や、ライフスタイルについて模索し、新しい方向性を探っている。未来に対する不安が、ピケティ氏の論への関心を高めた。 「r>g」。資収益率は、経済成長率を上回る。真面目に働いているだけでは、経済成長に見合う賃金の上昇しか享受できず、資、すなわちすでに蓄積された富の増大に追いつけない。そのような格差を是正するために、富裕な層に対する累進課税を国際的に進めるべきだというのがピケティ氏の主張の根幹である。 たいへん興味深い論点だが、税制の変更などは国の政策であり、個人でどうこうできることではない。『21世紀の資』の論を受け、社会の中で生きる一人の人

    ピケティの『21世紀の資本』を読んだ後、何をすべきか
  • 仕事の効率を上げる「横着技」7

    残業する上司を横目にいつも定時退社。それなのに、仕事は必ず期限までにあげるという同僚はいないだろうか。もしかすると「要領のいいヤツ」と、職場ではいい目でみられていないかもしれない。 だが、『残業ゼロでも必ず結果を出す人のスピード仕事術』の著者で弁護士、経営コンサルタントの植田統さんは、そういう人こそが「できる人」だと話す。 「私は、決められた時間内で最大のアウトプットを出せる人が、仕事ができる人だと考えています。大事なことは、質の高い仕事をどれだけの速さで仕上げるかという結果であり、プロセスではありません。いまだ日企業では、付き合い残業が蔓延していますが、20世紀型の古い仕事のやり方だと思いますね」 できる人は、時間はコストだという意識を持っている。そして、仕事を受けたときにどんなアウトプットを出せるかをまずイメージし、どう仕事を進めればいいのか、仮説を立てるのだという。 「できる人はま

    仕事の効率を上げる「横着技」7
  • 「20年読み継がれる」入門書【IT】

    仕事の専門分野でなくても、一流のビジネスマンになるために学んでおきたいことがある。 各界の第一人者たちが長く読み継がれる入門書を厳選してくれた。 インターネットの発達により社会システムの大きな変革が起きている。『レイヤー化する世界』によれば、今後は先進国・周辺国といった区別が無意味になり、雇用や富が世界中に分散していく。そうした「レイヤー化」の主役はアップルやグーグル、アマゾンといった「超国籍企業」だ。 アップルはいまやiPhoneの競争力を武器に、製造業どころか流通、携帯キャリアなどさまざまな産業を支配する。その威力は絶大で、製造業では日の「匠の技」をあっという間に呑み込み、海外へ移植することで日企業の競争力を奪いつつあると『アップル帝国の正体』は暴く。ただ、そのアップルも絶対的なリーダーを失ったために、有能な人材や百出するアイデアをもてあましぎみの印象がある。一方、創業者が健在なグ

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  • 2015年“絶対やるべきこと、やめることリスト”[キャリア編]

    アベノミクス、円安継続、転職増加……2015年はどんな年になるのだろうか? キャリアの専門家が新しい年の行方を見据えつつ「やるべきこと」「やめること」を提案する。 景気回復で浮足立たず、足場を固める! 昨年4月、リクルートホールディングスが新卒者に対する企業の求人倍率を発表し、売り手市場の基準とされる1.6倍を上回った。これはリーマンショック以降の最高水準であり、新卒採用に加えて、中途入社も増加している。 しかし、安易に転職を考えてはいけない。なぜかといえば、この局面の社員募集は事業拡大に伴うものが多く、ひとたび雲行きが怪しくなれば簡単にハシゴをはずされる可能性があるからだ。今は会社に留まって将来の社内での出世を目指して腕を磨き、実績を積んだほうが賢明かもしれない。 そして最近の傾向として、管理職の年齢が下がり、大企業でもアラフォーの部長が現れるようになった。しかし、今のアラフォーは自らを

    2015年“絶対やるべきこと、やめることリスト”[キャリア編]
  • 「役人天国」健在! なぜ公務員の給料は高いのか?

    職種によっては、最大2倍の格差も 公務員は民間企業に比べて高給取りなのでしょうか。 たとえば、東京都が2008年に発表した「技能労務職員等の給与等の見直しに向けた取組方針」という資料があります。都の公務員と民間企業従業員の平均給与について、ほぼ同じ職種ごとで比較を試みています。 清掃職員の場合、2007年の平均月給は 51万9084円。民間企業の類似職種が29万9800円ですので、実に1.73倍の開きということになります。そのため、「国や民間企業の給与水準を踏まえ、給与の伸びを抑制、職務・職種をより一層反映した給与制度への見直しを図る」という方針を打ち出しました。 はたして、この方針は実行されたのでしょうか? 2014年10月に、現在の状況が発表されています。これによると、清掃職員の平均給与は 50万4117円と3%ほど減少していますが、民間企業との差は1.73倍のままです。しかも、自動車

    「役人天国」健在! なぜ公務員の給料は高いのか?
  • 世界一の営業マンの「クラウド×ROI」時間マネジメント -グーグル 山本真人

    グーグル エンタープライズ部門 パートナーセールスグループリーダー 山真人氏●1979年生まれ。国際基督教大学卒、東京大学大学院学際情報学府修了。通信会社を経て、2007年、グーグル入社。12年より現職。 「いちばん重要なのはROIをいかにして高めるかです」 急成長を続けるグーグルで、2012年世界一の営業マンに選ばれた山真人氏に時間の使い方を尋ねると、間髪入れず、こんな答えが返ってきた。法人向けにGmailやグーグルカレンダーを提案し、15期連続、前期比100%以上の売り上げ目標を達成するトップセールスだ。 ROI(Return on Investment)とは投資利益率のことだが、時間にもこれがあてはまる。かけた時間に対し、どれだけのリターンが得られるかが大事だというのだ。それを意識せず、ただ時短やスピードを追求しても意味がないと山氏は言う。 「リターンが少ないことには極力時間を

    世界一の営業マンの「クラウド×ROI」時間マネジメント -グーグル 山本真人