韓国の朴(パク)槿(ク)恵(ネ)政権の外交が迷走している。竹島(島根県隠岐の島町)での施設建設を見送ると、世論から非難を浴びる一方、2米国人解放をめぐる米朝接触や日中首脳会談の流れに外交的「孤立」を危惧する声も上がる。かといって対中依存にも警戒感が強く、日本に要求一辺倒だった朴槿恵外交が守勢を強いられつつあるようだ。 ■日本に「一本」取られる 韓国政府は、竹島で計画していた災害時の避難施設の建設中止を決定した。韓国紙は、尹(ユン)炳(ビョン)世(セ)外相(61)が閣僚会議で「日本との外交摩擦を避けるべきだ」と発言したためだと報じた。菅(すが)義(よし)偉(ひで)官房長官(65)は「わが国が冷静に紛争を解決する考えを伝えてきたので、韓国側が判断したのではないか」と一定の評価を示した。 これに対し、韓国紙は社説で一斉に反発した。保守系大手の朝鮮日報(電子版、6日)が「中止が韓日首脳会談に向けた
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