中華料理というと、何を思い浮かべますか? 挙げればきりがありませんが、麻婆豆腐や担々麺のような辛い料理、四川料理を推す方も少なくないでしょう。なかには辛くないものもありますが、四川料理といって浮かぶものは大体辛い料理だと思います。 では、四川料理は、どうして辛いのでしょうか。 辛い理由は「麻辣」 そもそも四川料理が辛いのは、どんな材料が入っているからか知っていますか? 辛い料理というと、唐辛子を使ったものを思い浮かべがちですが、本場の四川料理の辛さは唐辛子だけで成り立っているわけではありません。 四川料理の辛さを表す言葉に、「麻辣(マーラー)」というものがあります。字面からなんとなく想像できるかもしれませんが、2文字目の「辣」というのが唐辛子の辛さのことです。 あの焼けるような辛さを、中国では「辣」と表します それでは、もう一方の「麻」は何かというと、「花椒(かしょう、フアジャオ)」という
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