佐賀県に学ぶ。自治体が失敗しない教育現場へのICT導入 ~佐賀県在住教育ICTコンサルタント 田中康平氏に訊く~ 佐賀は昔から「先進の気風」で知られたところ。 薩摩や韮山で有名な反射炉、最初に導入したのは佐賀藩(1850年)だった。日本で初めて鉄製大砲を鋳造した反射炉も、蒸気機関や写真、ガラスなどの研究を行った研究所も佐賀にあった。幕末の佐賀藩は、日本の産業革命の拠点、近代化のトップランナーだった。 幕末から明治にかけて活躍した「佐賀の七賢人」と呼ばれる人たちは、学問・医学・政治・外交など様々な分野で顕著な功績を残した。また最近では、日本のIT革命の祖といってもいいソフトバンクの孫正義会長も佐賀県出身である。“変革期に強い”のが、佐賀県人の気質だとも言われているらしい。 さて今は21世紀、グローバル化の時代。情報通信やコンピュータが想像を超える速さで進化、革新を続け、「第4次産業革命」と呼
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