国会答弁で「東日本大震災のとき、検察官は最初に逃げた」などと事実に反する発言をした森雅子法相は12日、安倍晋三首相から厳重注意を受けた。記者団に「不適切だったと真摯(しんし)に反省して発言を撤回し、深くおわびする」と述べたが、民主党政権の2011~12年、国会質問の中で、少なくとも5回は同趣旨の発言を繰り返し、当時の法相は事実関係を何度も説明していた。今回の発言は質問とかみ合わず、唐突なので、何か意図があったのか、あるいは、黒川弘務東京高検検事長の勤務(定年)延長問題で連日追及され、苦しい答弁を続けるうち頭の中が混乱したのかもしれない。(共同通信編集委員=竹田昌弘) ■定年延長が必要になった社会情勢の変化を問われ… まず9日の参院予算委員会で、問題の発言が飛び出すまでのやりとりを再現してみよう。立憲民主党などでつくる会派の小西洋之氏(無所属)が①国家公務員の定年を60歳から65歳に引き上げ
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