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2022年9月29日のブックマーク (2件)

  • 教育データ標準に花束を

    教育データ標準」について考える駄文の続きです。(前回) 文部科学省が取り組んでいる「教育データ標準」という取り組みは,サービス提供者や使用者が「相互に交換,蓄積,分析が可能となるように収集するデータの意味を揃えること」を目的としています。 「データの意味を揃える」というのは,たとえば,アンケート質問に対する選択肢を統一するような試みのことです。 「職業」の選択肢を用意するとき,「学生/社会人/…」とするか,「小・中学生/高校生/大学生/サラリーマン/自営業/…」とするか。これがバラバラだと調査結果の比較が面倒になるのと同じで,教育データも記録するデータの意味を揃えないと交換,蓄積,分析で面倒が生ずるというわけです。こういうのを「データの桁を揃える」みたいに表現することもあります。 ちなみに,心理学における心理測定(心理アンケート調査)の世界では「尺度集」というものが蓄積されており,これを

    教育データ標準に花束を
    ymiwa
    ymiwa 2022/09/29
  • 教育データ標準に捧ぐ戯言

    教育データ」について相互利用ができるよう形式を統一し,規格を整備したりすること,またその利用促進について話し合いが進められています。 教育データ標準の目的とは,サービス提供者や使用者が「相互に交換,蓄積,分析が可能となるように収集するデータの意味を揃えること」としていることが文部科学省のスライドから分かります。 これに続けて別のスライドには,もう少し細かなことを書き込んだものが続きます。 記載されている「Pedagogy First, Technology Second」とか「学習活動の効果の最大化を念頭においた標準化」とか「多様な社会の力を活用できるための標準化」とかは,「教育データの相互運用性」を実現するにあたっての『願い』みたいなものの表明に見えます。 データ標準化だけでは,「Pedagogy First」にはならないし,「学習活動の効果の最大化」にはつながらないし,「多様な社会の

    教育データ標準に捧ぐ戯言