小学校で体験、中学校、そして高等学校で必修となった「プログラミング」。プログラミング教育の現状や、実践方法について、小学校や特別支援学校でのタブレット活用を早期から推進してきた、畿央大学教育学部の西端律子教授にうかがいました。 今回お話をうかがった方 畿央大学教育学部 西端 律子教授 畿央大学教育学部・教授 畿央大学大学院教育学研究科・教授 博士(人間科学・大阪大学) 文部科学省・情報ワーキンググループ委員、 文部科学省中央教育審議会「教育の情報化に関する手引」作成検討委員を歴任。 文部科学省の新学習指導要領では、情報活用能力が、学習の基盤となる資質・能力の1つとして位置づけられ、小学校は2020年、中学校は2021年、高等学校では2022年からプログラミング教育が必修化となりました。プログラミング教育の目的とは、どのようなものなのでしょうか。 「小学校の学習指導要領には、“プログラミング