表計算ソフトのMicrosoft Excelを方眼紙に見立ててワープロのように使う「Excel方眼紙」。その是非を問う「Excel方眼紙公開討論会」が2017年9月30日に開かれた。否定派と肯定派の講演と、パネルディスカッション、来場者の質疑応答と、その内容は示唆に富む。初回は、否定派の立場で登壇した立命館大学の上原哲太郎 情報理工学部教授による講演の模様をお届けする。
USBメモリーやキーボード、マウスなど身のまわりにあるUSB機器を接続するだけで、わずか数秒以内にパソコンが乗っ取られたり情報が盗まれたりする。セキュリティソフトでは見つけることも止めることもできず、どの機器が怪しいかを見分ける方法もない――。こんな話を聞いて、あなたは信じられるだろうか。 だが、紛れもなくこれは本当の話である。悪意のある誰かに接続されるのはもちろん、ユーザー自身が気付かずに細工されたUSB機器をパソコンに接続しても即アウト。そんな“超”が付くほどの危険な脆弱性が「BadUSB(バッドユーエスビー)」である。 ⇒ ファームウエアを勝手に書き換える、USBの危険すぎる脆弱性「BadUSB」 ⇒ 【今週のITpro検定】USBデバイスの脆弱性、その名称は? 上では分かりやすさを優先して「パソコン」と書いたが、BadUSBの脆弱性を悪用した攻撃の対象となるのはパソコンに限らない。
2011年4月18日頃、日本IBMの東京セキュリティー・オペレーション・センター(東京SOC)ではSpyEyeと呼ばれるウイルスに感染したクライアントPCの増加を検知した(参考情報)。SpyEyeとは、感染したクライアントPCから銀行の口座情報やクレジットカード情報を盗み出すウイルスである。このウイルスは、オンラインバンキングに関連する情報を盗み出す以外にも、バックドア機能やキーロガーなど様々な機能が搭載されていることから非常に危険なウイルスとして知られている。 SpyEyeウイルスを作成するツールはアンダーグラウンドで売買されており、GUIを利用して簡単に作成できてしまう。このツールは、頻繁にバージョンアップされており、東京SOCで確認した感染の拡大は、調査の結果以下のSpyEyeバージョン1.2.80作成ツールによって作成されたと考えられる。 東京SOCでは、4月18日以降このウイルス
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