闇に覆われた隘路から、ようやく抜け出したといえようか。新型コロナウイルスの感染症法上の分類が5月8日、晴れて「5類」へと引き下げられた。3年余りの忍従をへて巷は日常を取り戻しつつあるのだが、一方で異なことを口にする面々もまた、健在のようで……。 *** 【画像】日本の死亡率の推移とワクチン接種率との相関がひと目でわかる驚きの研究データ 結核やSARSなどが該当する「2類」相当から、季節性インフルエンザなどと同等の「5類」へと位置付けが下げられることに伴い、新型コロナとの向き合い方に大きな変化が生じるのは言うまでもない。あらためておさらいすると、 「医療機関での受診については、これまで発熱外来など約4万2千の外来診療で行われてきましたが、これを全国およそ6万4千の医療機関に広げる体制がとられます」 とは、全国紙デスク。 「陽性と判明しても外出自粛は義務でなく、発症日を0日目として5日目までは