シンガーソングライター・a子が新曲「惑星」をリリースした。ポニーキャニオン/IRORI Recordsからのメジャーデビューシングルとなる本作は、UKロック、ガラージなどのテイストを取り入れたサウンド、印象的なウィスパーボイス、不安や痛みを抱えながら、どこかにあるはずの希望を求める歌詞が一つになったミディアムチューン。ハイブリッドな音楽性、詩情と哲学性を併せ持ったリリックなど、アーティストとしての特徴がポップに提示された楽曲である。 作詞・作曲はもちろん、MVやビジュアルにおいても才能を示すa子に、これまでのキャリアと「惑星」の制作などについて語ってもらった。(森朋之) 「好き」と「嫌い」を集めることで見つかった、“a子”のイメージ ——a子さんがクリエイティブに興味を持ったきっかけは? a子:中学生のときに『The Voice』(海外で人気の音楽オーディション番組)を観ていて、メラニー・