「拡張現実 AR(Augmented Reality)なんて10年以上も前に提案されてテイクオフしなかった技術だ。」そう思い込んでいたが、頓智ドットのセカイカメラ を見て認識が変わった。iPhone というモバイルデバイス、そして Web2.0 のソーシャル・サービスと融合することによって、空中に浮かぶタグづけという、実に面白いコンセプトのサービスがローンチされた。 グローバルに通用するコンテンツでもあり、セカイカメラは早く日本から飛び出して、世界に出た方がいいのではないだろうか。日本だと「すぐに真似される。」「差異化技術がない。」「収益モデルが不明。」「iPhone だけではユーザが増えない。」といった評論家風の意見が出て資金調達がやりにくい気がする。 ベースとなる測位技術の精度(PlaceEngine が使われている)や、いっぱいになったエアタグの中から有用なものを提示するフィルタリン