スプリングフィールドM1873 トラップドア(英:U.S.Springfield Model 1873 Trapdoor)は、アメリカ陸軍に採用された、最初の標準装備となった後装式ライフルである。 歩兵銃型と騎兵銃(カービン)型のヴァリエーションがあった。歩兵銃とカービンの両方ともに、ブラックヒルズ戦争とインディアンに対するその後の戦いで広く使用され、一部は米西戦争と米比戦争でも使用された。 モデル1873はオーリンの「トラップドア」デザインの5番目のヴァリエーションであり、蝶番が付いたブリーチブロック(尾栓、閉鎖器のこと。跳ね上げ扉(trapdoor)のように開いた)にちなんで命名された。 本銃は単発式なので、銃本体右側面のサイドハンマー(撃鉄)を起こし、ブリーチブロック右横のレバーを持ち上げロックを解除して、そのままブリーチブロックを上方に開いて、手で一発ずつカートリッジ(実包)を薬室