リスティング運用者にとって、部分一致やフレーズ一致のキーワードで拾える検索クエリはいわば玉石混淆。でも貴重な玉(=コンバージョンを狙えるキーワード)よりもただの石ころ(=コンバージョンから遠そうなキーワード)のほうが圧倒的に多いでしょう。 だから、本当は部分一致なんか使わずに、すでにあるコンバージョンを狙えるキーワードだけを管理しているほうが、よほど手間がかからず効率的です。 それなのに、なぜそうせずに部分一致やフレーズ一致を登録しておくのかというと、やはりビジネスとして石ころをかき分けてでも新しい玉を探していく必要がありますし、価値のある玉だと思っていたものがいつの間にか石ころに変わってしまうことだってあるからです。 そんなわけで、大量の石ころが混ざってしまうならば、ほいほいと捨てていかなければなりません。リスティングにおけるそのプロセスが、「除外キーワードを登録する」という作業なのです