きっと何者にもなれないお前たちに告げる、とプリンセス・オブ・ザ・クリスタルはいった。アニメ『輪るピングドラム』の話である。このセリフは、絶望の宣言のようにも思えるが、希望の言葉と受け取ることもできる。 「きっと何者にもなれない」ということは「ひょっとしたら何者かになれるかもしれない」ということだから。「ひょっとしたら何者かになれるかもしれないお前たちに告げる」。そう受け止めればずいぶん楽観的なひびきがあるではないか。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く