●豪華開発陣営により作られた“enchantMOON” 2013年4月23日、東京都内にて新型タブレット端末“enchantMOON”の発表会が行われた。タブレットを開発したのは、アプリ『100質』や『i書道』をリリースしているユビキタスエンターテインメント。開発には、映画『のぼうの城』などの作品を手掛けた映像監督樋口真嗣氏、作家であり哲学者としても知られる東浩紀氏、アニメ『灰羽連盟』の原作者である漫画家・イラストレーターの安倍吉俊氏が関わっている。ソフトウェア会社が独自に新型ハードウェアを開発するというのは、昨今では珍しくなくなってきているが、同社が開発した端末は、これまでにない特異なものであり、謎が多い端末だ。そのため、多くのメディアが発表会会場に押し掛けた。我々ファミ通App編集部もそれに倣い発表会に出席したので、ここでは“enchantMOON”とは一体何なのか?という点に主観を置