IT業界でプロとして活躍するには何が必要か。ダメな“システム屋”にならないためにはどうするべきか。“システム屋”歴30年を自任する筆者が経験者の立場から、ダメな“システム屋”の行動様式を辛口で指摘しつつ、そこからの脱却法を分かりやすく解説する。(毎週月曜日更新、編集:日経情報ストラテジー) 部下 「以上で提案書の説明を終わります。ご指導お願いします」 ダメな“システム屋”上司 「あのなあ、平凡なんだよ!インパクトがないんだなぁ」 部下 「そうでしょうか?」 ダメ上司 「まず、クラウドって言葉がどこにもないだろ。とりあえずクラウドって言葉を入れろよ」 部下 「しかし、この提案はクラウド・コンピューティングとは違いますけど?」 ダメ上司 「だから、そんなことはいいんだよ。どうせ、誰も正しく理解していないんだし」 部下 「いや、しかしそれでは提案にならないような・・・」 ダメ上司 「あと開発受託
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