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  • 『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』や『スターフォックス』のアートを手掛けた今村孝矢のドットが令和に蘇る!? 16ビット風ゲーム『オメガ6 ザ・ビデオゲーム』が発表!

    今村が32年の時を経て任天堂を退職したのは昨年4月のことだ。同氏は当時のIGN JAPANとのインタビューですでに漫画を制作していることを打ち明けていた。その後、完成した『OMEGA6』はフランスで出版されることとなった。 今村はフランス・トゥールーズで開催のサブカルイベントTGSで『OMEGA6』のサイン会を行い、カンファレンスでは『オメガ6 ザ・ビデオゲーム』を発表した。作はレトロフューチャーな世界観のアドベンチャーゲームで、開発を担うのは日のHappy Meal。スーパーファミコンを彷彿とさせるドット絵が印象的で、このグラフィックは今村自身が担当している。スーパーファミコンで『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』や『F-ZERO』に『スターフォックス』といったゲームのアートを手掛けた伝説のクリエイターによるドット絵ゲームを令和になって堪能できるわけだ。 電撃発表したオメガ6ザ・ビ

    『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』や『スターフォックス』のアートを手掛けた今村孝矢のドットが令和に蘇る!? 16ビット風ゲーム『オメガ6 ザ・ビデオゲーム』が発表!
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    yogasa 2022/11/29
  • 『すずめの戸締まり』レビュー 「ささやかな日々が続く美しさ」を愛でる時代はもはや終わったのだ、と考え込ませる一作

    稿は映画すずめの戸締まり』のネタバレなしレビューです。 「きれいな場所だな」映画の半ばを過ぎたあたりで、『すずめの戸締まり』の登場人物の1人が車を降りてそう言う。晴れた空の下に原っぱが広がる風景。新海誠監督の作品で何度も見た“美しい”風景の典型だ。だが主人公の岩戸鈴芽は違った。「ここが?」彼女はそういぶかしく言葉を返す。 『すずめの戸締まり』は、『君の名は。』(2016年)から始まった大きな作風変化の完結編といっていい一作である。表向きは大地震を起こす厄災を鎮める冒険活劇だが、過去すべての新海作品の解釈も変えてしまう力を持つ。まるで『彼女と彼女の』(1999年)から『天気の子』(2019年)に至るまで、新海監督が自ら描いてきた風景に対して自ら違う解釈をしているかのようだ。 そうした背景として、作のモチーフに2011年の東日大震災を据えているのが大きい(全国合計300万名の観客限定

    『すずめの戸締まり』レビュー 「ささやかな日々が続く美しさ」を愛でる時代はもはや終わったのだ、と考え込ませる一作
  • キャラの感情まで伝わる新規ボイスに快適な倍速バトルなど、『タクティクスオウガ リボーン』を単なるリマスターではないと確信した6つの魅力

    『タクティクスオウガ リボーン』(以下、「リボーン」)はPSP版『タクティクスオウガ 運命の輪』をベースに、ボイスの追加やバトルデザインのリメイク、再収録されたBGMなどでパワーアップしたバージョンだ。IGN JAPANでは、作を事前にプレイする機会を得た。稿ではChapter 1「僕にその手を汚せというのか」をクリアした時点で感じた、「リボーン」ならではの魅力をオリジナル版『タクティクスオウガ』ファンの視点で紹介しよう。 「リボーン」ではボイスの追加でキャラの感情や成長まで伝わるようになり、BGMもオーケストラ音源で豪華。お気に入りの曲が今またこのクオリティで聴けて、大変うれしい気分になった。バトルも倍速モードで快適、レベリングのシステムも今までのバージョンのいいとこどりになっている。「リボーン」は想像以上に、かなり好感触なバージョンだ。 稿のスクリーンショットはPC版にXboxコ

    キャラの感情まで伝わる新規ボイスに快適な倍速バトルなど、『タクティクスオウガ リボーン』を単なるリマスターではないと確信した6つの魅力
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    yogasa 2022/10/26
  • 3DS/Wii Uのニンテンドーeショップサービス終了前におさえておきたいレトロゲーム・クラシックゲームたち

    2022年7月19日、任天堂はニンテンドー3DSシリーズおよびWii Uの「ニンテンドーeショップ」サービス終了日程を発表した。ニンテンドープリペイドカードを使った残高の追加は2022年8月30日13:30に終了(交通系ICカードやクレジットカードでの追加はすでに終了)、ダウンロードソフトや追加DLCの購入は2023年3月28日9:00に終了する。 ニンテンドーeショップにはニンテンドー3DSタイトルやWii Uの専用ソフトをはじめ、ゲームギアやMSX、メガドライブ、ファミリーコンピュータ、スーパーファミコンといったクラシックハードの名作を手頃な価格で遊べるようになった「バーチャルコンソール」というカテゴリがある。現在Nintendo Switchでは「Nintendo Switch Online」で似たようなサービスが展開されているため今後買い切り型のバーチャルコンソールが行われるか難し

    3DS/Wii Uのニンテンドーeショップサービス終了前におさえておきたいレトロゲーム・クラシックゲームたち
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    yogasa 2022/10/25
  • 「ジブリアニメではなく漫画原作の映画化」というには無理がある 実写版『耳をすませば』レビュー

    実写版『耳をすませば』の原作は、1989年に「りぼん」に連載された同名の少女漫画だ。しかしこのタイトルはそれ以上に、1995年にスタジオジブリによって制作されたアニメ映画として広く知られている。たまたま「りぼん」誌に掲載された1話(全4話のうちの2話か3話だったらしい。『耳をすませば』集英社文庫[コミック版]244pより)を読んだ宮崎駿によって着想され、原作漫画から相応のアレンジを施されたジブリアニメ版は、まだ何者でもない中学生・月島雫が、天沢聖司との出会いと恋をきっかけに自分らしく生き始めたその瞬間をみずみずしく描き、青春アニメ映画の名作として人気を博した。 今回レビューする実写映画はあくまで漫画をもとにした作品であり、ジブリアニメとは直接の関係はないようだ。しかし、作は予告編を見ればわかるように、かなりの部分がジブリアニメ版を意識して作られている。そしてそのジブリアニメのイメージを

    「ジブリアニメではなく漫画原作の映画化」というには無理がある 実写版『耳をすませば』レビュー
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    yogasa 2022/10/16
  • 実のところ、君は自由につぶやいているつもりで宣伝をさせられているのではないか?【ゲームライターの日常 S3】

    あるインディーゲーム制作者に対するインタビューで「ファンが無料で宣伝してくれたので助かった」というようなコメントが掲載されていました。厳密には開発者がそう話したのではなく、記者がまとめるところでそんなような話になっていたわけですが、まあ大意は間違っていません。 そして、その発言を見たユーザーが「私たちがしていたのは宣伝だったのですか?」とショックを受けていました。応援していたつもりの行為が「宣伝」と言われてしまうと、がっくりきてしまうのもわかります。 ユーザーからするとおもしろい作品などに出会ったら「これはすごい」などとつぶやいたり、人気が出るように応援したりするわけですが、制作元からするとそれは口コミによる宣伝のひとつになるのも確かでしょう。体よく使われたと感じても仕方ないですよね。 けれども、いまの時代って、おそらくわれわれ全員が宣伝として使われている時代なのでしょう。はっきりいって、

    実のところ、君は自由につぶやいているつもりで宣伝をさせられているのではないか?【ゲームライターの日常 S3】
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    yogasa 2022/10/11
  • 海外評価:『スプラトゥーン3』は革新性こそないものシリーズ最高傑作

    100点満点をつけたレビューはVooksというメディアのみだ。 『スプラトゥーン3』についてあなたが知らないといけないことは3つだけだ。まず、作はシリーズを進化させるとはいえ革命を起こすようなタイトルではない。次に、ストーリーモードはマジで素晴らしい。そして最後に、作は余裕でシリーズの最高傑作だ。 Vooksのレビューはこのような力強いメッセージから始まる。革新的でないと認めつつ、秀逸なストーリーモードや数えきれないほどの改善点を高く評価している。 Nintendo Life(90点)も似たような評価だ。 「『スプラトゥーン3』は過去作とほぼ同じ体験だが、限りなく洗練されている。オンラインシューターでこんなに楽しい時間を過ごしたことは何年ぶりだろう?」 Nintendo Lifeもストーリーモードを褒め称えているが、それでも革新的な新要素の不在については「5年も立ったので、『スプラトゥ

    海外評価:『スプラトゥーン3』は革新性こそないものシリーズ最高傑作
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    yogasa 2022/09/09
  • ゲームは定価で買ったほうがおもしろい説 買うのもエンターテイメントのうち【ゲームライターの日常 S3】

    ゲームライターなんて仕事をしていると、「ゲームがタダでもらえてうらやましい」と言われることもあったりします。確かにゲームは安いものではないですし、そう思う気持ちはわかりますよね。 しかし、僕はこう言いたいのです。「むしろゲームを最大限楽しむには買ったほうがよい!」と。 ただより高いものはない 『Days Gone』(2019) 作のレビュー記事は発売日と同時に解禁されていましたが、こういう場合は先行でゲームソフトを提供いただいてます。 ゲームライターのような仕事をしていると、ゲームをタダで手に入れる機会はちょくちょくあったりします。たとえば発売に先駆けてゲームレビューを行う場合、メーカーにソフトなりDLコードなりを提供してもらわないとどうしようもないですよね。 あるいは知人などから「よければDLコードを提供します」と言っていただけるケースもありますし、場合によってはメーカーやデベロッパー

    ゲームは定価で買ったほうがおもしろい説 買うのもエンターテイメントのうち【ゲームライターの日常 S3】
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    yogasa 2022/09/02
  • 『Cult of the Lamb』を遊んで考える「もはや“ローグライト”は再定義しなければならないのでは?」という疑問

    昨今のインディーゲームでは「ローグライト」というジャンルが流行っている。このジャンルの人気はかなりのもので、筆者がたまたま遊んでいた『Cult of the Lamb』もその作品に該当する。 『Cult of the Lamb』は、うんこを拾いまくり信者を生贄にしまくるカルト教団経営シムと、入るたびに構造が変わるダンジョンに挑むローグライト・アクションの要素を兼ね備えた作品だ。乱暴にいえば「きたないどうぶつの森」といった内容で、2022年8月18日にリリースされわずか数日で100万を突破した人気タイトルだ。 作はIGN JAPANのレビューで8点を記録しており、確かに楽しいゲームだ。しかし、遊んでいると「ローグライトってなんだ?」とばかり考え込んでしまう内容でもある。 そもそも「ローグライト」というジャンルは流行しているものの、かなり曖昧な言葉だ。定義がゆるいだけでなく、“同じジャンル

    『Cult of the Lamb』を遊んで考える「もはや“ローグライト”は再定義しなければならないのでは?」という疑問
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    yogasa 2022/08/29
  • 『スプラトゥーン3』は新たな風を吹き込むのか?Direct映像から感じた「期待」と「不安」

    2022年8月10日に『スプラトゥーン3』のNintendo Directが公開され、作の発売を楽しみにしているプレイヤーたちは大いに喜んだ。 もちろんシリーズ作品を数千時間遊んでいる筆者も興味深く映像を見たし、何より内容も盛りだくさんだった。新たな情報やファンが欲しがっていた要素が山ほど用意されていたのだから、喜ぶのも当然だろう。 しかし、映像を見終えたあと私は「今回はまったく新しい対戦ゲームになりうるか?」という部分が気になってしまった。対戦ゲームはどうしても基礎を大きく変えづらく、たとえば『オーバーウォッチ 2』のベータ版を遊んだ重田雄一は「あくまでも前作をアップデートしたもの」と語っているように、細かい変化に終始してしまう可能性もある。 はたして『スプラトゥーン3』は、まったく新しい対戦ゲームになるのだろうか? 当然ながら“期待”しているタイトルなのだが、“不安”も拭いきれないの

    『スプラトゥーン3』は新たな風を吹き込むのか?Direct映像から感じた「期待」と「不安」
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    yogasa 2022/08/19
    そんなに変わらんと思うよ(てか、期待がそれなのか)eスポ寄りの調整が1みたいに大味になった方が面白そうだが、そういうのも期待できなさそうだし……
  • 『ゼノブレイド3』が海外レビューで大絶賛!Switch最高峰のRPGか!?

    まずはIGN家のレビューをチェックしてみよう。8点のスコアで、以下のように評価している。 『ゼノブレイド3』は優れたJRPGだ。キャラクターも素晴らしいし、世界観もユニークで、戦略性の高いバトルはクリアまでの150時間を通して最後まで楽しいものだった。過去作と違ってサイドクエストも面白いし、クラスチェンジや融合してウロボロスに変身するシステムは戦闘を飽きないものにしている。ストーリーもくどいとはいえ最後まで見届ける価値のあるものとなっている。とはいえ、首を傾げたくなるようなデザインも少なくない。何度も繰り返される戦闘中のセリフ、似たようなボス戦の繰り返しなどはもったいない。冒険の舞台であるアイオニオンの美しさもSwitchのマシンパワーで最大限に表現できていないように見える。それでも、作は長いプレイ時間を十全に正当化できるだけの魅力を持ったシリーズ最新作だ。 欧米の大手メディアGame

    『ゼノブレイド3』が海外レビューで大絶賛!Switch最高峰のRPGか!?
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    yogasa 2022/07/27
  • なぜ、わざわざゲームを酷評する必要があるの?【ゲームライターの日常 S3】

    IGN JAPANに掲載されたとある低評価なレビューに対し、「なんでそこまでのゲームをわざわざレビューしなければならなかったの?」という感想が書かれていました。 なるほど確かに、酷評はゲーム開発者も心を痛めるでしょうし、いいゲームだけを知りたい読者にとっては不要でしょう。そのゲームが好きな読者にとっては不快かもしれませんし、低評価をつけるライターだってその行為に緊張するかもしれません。 ゲームを低く評価するなんて行為はたいていつらいものですし、下手をすれば恨みを買う可能性もあるわけで、しないほうがいいと考えるのもわからなくもありません。では、なぜわざわざそんなことをするのか、改めて考えてみましょう。 書く側の「酷評レビューが必要な理由」 『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』(2021) 作にも低評価をつけましたが、遊ぶまでここまでの結果になるとは思っていま

    なぜ、わざわざゲームを酷評する必要があるの?【ゲームライターの日常 S3】
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    yogasa 2022/07/07
  • ゲーマーはなぜNFTが嫌いなのか?

    「自分が実際に触れたことはないけど、やたら目にする流行語」の代表格であるNFTはゲーマーの身の近くに迫っている。ゲーム会社が新たなビジネスとしてゲームに関連したアセットやアイコンをNFTアートとして販売するだけでなく、大手ゲーム会社がNFTゲームの研究を進めたりベンチャー企業がNFTゲームの開発・運営を始めたりしていることは連日のように報道されている。 地域によってNFTゲームへの反応はさまざまだ。日ではまだNFTゲーム自体がそこまで注目されていないため、日のゲーマーはNFTゲームに対して肯定も否定もしようがないといったところだが、欧米圏のゲーマーとゲーム開発者は明確にNFTを敵視して排斥しようとしている。いったいなぜこんなことが起きているのか、そもそもNFTゲームとはなんなのだろうか? NFTとはなにか? 非代替性トークンことNon-Fungible Token、通称NFTはブロック

    ゲーマーはなぜNFTが嫌いなのか?
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    yogasa 2022/07/04
  • 『ファイアーエムブレム ヒーローズ』がこれまでに10億ドルの収益を記録したとの報道

    モバイルゲーム『ファイアーエムブレム ヒーローズ』がこれまでに10億ドル(約1400億円)以上の収益を上げ、任天堂のほかのモバイルゲームを圧倒して始めて記録的な金額に達したゲームになったとの報道があった。 gamesindustry.bizによると、Sensor Towerの最新報告で、作はほかの任天堂のモバイルゲームと比較してダウンロード数では全体の4位にとどまっているが、収益ではほかと大きく差をつけて1位であることが明かされたという。 例えば『マリオカート ツアー』と『どうぶつの森 ポケットキャンプ』はともに2位だが、収益は2億8200万ドル(約381億円)にとどまっている。4位は『ドラガリアロスト』で1億6800万ドル(約227億円)、続いて『Super Mario Run』で8700万ドル(約117億円)(ダウンロード数は全体の47%を占めているが)、『ドクターマリオ ワールド』

    『ファイアーエムブレム ヒーローズ』がこれまでに10億ドルの収益を記録したとの報道
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    yogasa 2022/07/02
  • PS PlusとXbox Game Passのラインアップを比較 ドラクエはゲーパスでFFはPS Plusが強い、ユービーアイはPS Plusに強いなど

    ついに日でもサービスがスタートした、リニューアル版PS Plus(以下、PS+)。PS+ではエクストラ以上のプランで対象の「PS4およびPS5ゲーム」が加入期間中はダウンロードして遊び放題になる。新PS+のプランの詳細や料金についてはリニューアルが発表されたときの記事をチェックしてみてほしい。 PS+の日におけるタイトルラインアップが判明したため、稿では「PS4およびPS5ゲーム」の分野に絞ってXbox Game Pass(以下、ゲーパス)とラインアップに違いがあるのかざっと比較してみよう。 日6月2日(木)より、新しいPlayStation®Plusが日でのサービスを開始いたしました。 新しいPlayStation Plusでは、柔軟性の高い3段階のプランと、豊富なゲームラインナップをご用意しています。 詳しくはこちら⇒https://t.co/pdt9XWEUhp#PSP

    PS PlusとXbox Game Passのラインアップを比較 ドラクエはゲーパスでFFはPS Plusが強い、ユービーアイはPS Plusに強いなど
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    yogasa 2022/06/13
  • 「アナログスティック」で読み解くビデオゲーム史:3Dゲームの黎明期から左右スティックによる操作が確立するまで

    「〇〇で読み解くビデオゲーム史」、第2回は「アナログスティック」で読み解くビデオゲーム史です。 左スティックでキャラクター移動、右スティックでカメラを操作。3Dゲームではもはや当たり前となったこの操作体系ですが、3Dゲームの初期の頃から当たり前というわけではありませんでした。 コラムでは、アナログスティックをめぐるビデオゲーム歴史を紐解き、現在の操作体系に到達するまでの変遷を整理したいと思います。 アナログスティックの黎明期:〜1990年代前半まで アナログスティックの歴史は意外に古く、1970年代まで遡ることができます。 当時の家庭用ゲーム機ではダイヤル式のコントローラが主流でしたが、「Atari 2600」など、アナログスティックを備えたものも複数存在しました。日でも、バンダイが発売した「TV JACK」(1977年)、「光速船(Vectrex)」(1983年)といった機種は、ア

    「アナログスティック」で読み解くビデオゲーム史:3Dゲームの黎明期から左右スティックによる操作が確立するまで
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    yogasa 2022/04/18
  • なぜ公式音源ではなく「カービィ」のアレンジ楽曲がグラミー賞を受賞したのか?さらば「非公認」~ゲーム音楽アレンジ/リミックスの新時代

    『星のカービィスーパーデラックス』のアレンジ楽曲「MetaKnight'sRevenge」が、第64回グラミー賞を受賞したことで話題を呼んでいる。大変おめでたいことであり、さっそくこれを聴いてみたという方も多いと思うが、そのアルバムクレジットにはNintendoやHAL研究所の権利表記が全くないことにお気づきだろうか。 先日の糸田氏による記事でも指摘があったように、ここにはアメリカにおける音楽著作権法の改定が影響している。実はここ数年の間に、海外におけるゲーム音楽アレンジ/リミックスを取り巻く状況は激変しているのだ。音楽サブスクリプション(特にSpotify)を日常的に使っている人ならお気づきだろう。こうした「許諾なしのゲーム音楽アレンジ楽曲」が堂々と、しかも商品として罷り通るようになってきているのだ。その背景で一体何が起きているのか。いい機会なので、その背景について解説しよう。 Spot

    なぜ公式音源ではなく「カービィ」のアレンジ楽曲がグラミー賞を受賞したのか?さらば「非公認」~ゲーム音楽アレンジ/リミックスの新時代
  • 鈴木裕とクラベがテレビ番組の企画で対談――『シェンムー』愛を生みの親の前で語りまくる

    ご存じのとおり、クラベは『シェンムー』が大好き過ぎることで有名なオランダ人だ。その熱狂的な『シェンムー』愛で、武道家として活動したり、『シェンムーII』で描かれたように香港や桂林を実際に旅したことがある。その模様は「オランダ人ゲームライターの人生回顧録」として連載をしていたことがあるので、興味があったら参照してみてほしい。 今回の番組「ニッポンのコレ!?が好きすぎる外国人」では、そんなクラベが、『シェンムー』の生みの親である鈴木裕氏と対談をしているシーンも登場している。ゲームライターとして、いつもなら鈴木裕氏を取材する立場だが、番組では外国人にスポットを当てる内容なので、ふたりの対談形式となっている。 この記事では、その対談のほぼ全容を活字化して、時系列を入れ替えてテーマごとに再編集したものだ。聞き手は番組ディレクターとなっている。はたして『シェンムー』の熱狂的なファンと『シェンムー』の生

    鈴木裕とクラベがテレビ番組の企画で対談――『シェンムー』愛を生みの親の前で語りまくる
  • 『ELDEN RING』と『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』、2つの高評価オープンワールドを追う

    『ELDEN RING』は、発表当時から今まで、新しい情報が公開されるたびに話題になってきた。発売直前にも多数のメディアが高く評価し、そして発売後数週間ほど経った今もまだその盛り上がりは続いてる。『ELDEN RING』がここまで注目されたわけはさまざまあるだろうが、いちばんの理由はこのゲームが「オープンワールド」に近いデザインを採用しているということだろう。もともと非常に高く評価されてきた「DARK SOULS」シリーズの系譜の新作となる作品が、オープンワールドのような規模になると発表され、新しいトレーラーで広大なフィールドが映し出されるたびに人々は熱狂した。 オープンワールドの手法は、広大なフィールドをシームレスに接続しその世界全体をひとつの空間として表現できるため、高い探索の自由度とプレイヤーの好奇心を途切れさせない連続的なゲーム世界を両立できることが利点だ。だが、それゆえにオープン

    『ELDEN RING』と『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』、2つの高評価オープンワールドを追う
  • ロシアがゲームや映画などの海賊版を事実上合法化するとの報道

    注意:現在も続くウクライナでの紛争は、つらい、感情的なトピックです。IGNでは、この話題について会話をする際にお互いに敬意を払っていただくことを読者の皆様にお願いしています。また、中傷、侮辱、脅迫などいかなるハラスメントも容認しません。 ロシアが、ウクライナへの侵攻に対する欧米諸国の制裁措置を相殺するために著作権法を緩和するとの報道があった。事実上、ゲーム映画、ドラマなどの海賊版を合法化することになる。 ロシア経済開発貿易省は今週初め、制裁措置を回避するために海賊版の法規定を緩和することを提案した。 「ロシアへの供給が制限されている特定の商品に含まれる知的財産の使用制限を解除する可能性を検討している」と同省は述べている。「これにより、サプライチェーンの断絶による市場への影響や、欧米諸国による新たな制裁措置で生じた商品やサービスの不足が解消される」 ロシアの地元メディアによれば、政府が、ロ

    ロシアがゲームや映画などの海賊版を事実上合法化するとの報道