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ブックマーク / qune.jp (3)

  • ソースコード解析におけるアタリのつけ方とか(その1)

    仕事でプログラムを書いていると,デバッグ以外に他人のソースコードを読む機会がたくさんあるわけですけれど,大抵の場合,漫然と読んでいるのではなく目的があります。例えば,字句解析する際のバッファ管理の方法を知りたいから GCC を読むとか,ベクタオブジェクトの描画系はどうやってるんだろと思って,Inkscape のソースを読むとかいった具合。もちろん,それらが最適なプログラムとは限らないわけですけれど,他の人の考え方を取り入れるには,下手な能書きが書かれたを読むよりも,ソースを読む方が手っ取り早かったりします。 で,ま,目的をもってソースを読むわけですけれど,この場合,まずもって目的のソースにたどり着けなくちゃいけません。全然関係ないところを読むのは時間の無駄ですから。この点,巷には,ソースの読み方をあちこちで紹介しているわけですけれど,あたしはあまりこゆ読み方はしていない気がします。例えば

  • PHPer はある意味ソフトウェア開発の最先端にいるという話

    彼らは、プログラミングに関わる諸問題を科学的に研究してきているコンピューターサイエンスに対して、リスペクトも関心も払わず、対象の問題内容もろくに理解しせず自ら正しいかどうか確認する事もなく、表面的にとりあえず目的さえ果たせる(と思えれば)いいという発想で、適当にコピペでコーディングして、『あ、動いた。おk、出来た』と言うノリ。 あはははは。たしかにそういうノリは感じる。 PHP の開発者さんは,どちらかというと,ソフトウェア・エンジニアリング方面からではなく,Web デザイン方面から首を突っ込んでいる人が多いようで,スクリプティングも Web デザインの文脈で捉えられているところがあるんじゃないかと思ったりする。こゆノリって,例えば HTML/CSS の処理系(レンダラ)に深く触れない(触れられない)まま,「こう書いたらこう表示されました」と結果だけ見せるのに近い。こゆのがたまりにたまって

  • よりそいプログラミングのすすめ

    ちょっと前の話なんですけれど,あたしが知ってる生身の人の中で,もっとも優秀なプログラマさんのコーディングを見せてもらうことがありました。知らないライブラリの使い方をたずねたのがきっかけなんですけれど,「ちょっと作ってみるから見てて」ってな話になったのでした。これがすごかった。 「よりそいプログラミング」というのは,ここで作った言葉で,単純に片方が寄り添う形で行うプログラミング方法です。片方がひたすらプログラミングして,それを傍から見るというモノ。ここで,似たような言葉のペアプログラミングは,もちろん製造工程の話だけれど,「よりそいプログラミング」は開発工程とは異なる,教育目的のプログラミングです。だから,生産性云々とかは,とりあえずさておいてください。 さて,そのプログラマさんのプログラミングを見ていたところ,とにかくペースがものすごい。傍から見ていると,言葉を出すのと同じ感覚で,考えたこ

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