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ブックマーク / cocolog-nifty.hatenablog.com (7)

  • ぶつかり男を初めて見た - 山下泰平の趣味の方法

    駅を歩いていたら前にいた小柄な女性がいきなり後ろ向きにジャンプしてきたので、なんだこいつ頭おかしいのか?って思ったんだけど、よくよく観察してみるとオッさんが女性に突進し、軽く飛ばされてしまったといった状況だった。 無駄に女性にぶつかっていく、ぶつかり男、あるいはぶつかりおじさんの存在は知っていたので、おそらくこれがぶつかりおじさんなのだろうと認識することはできた。そこで正義感の強い私は周囲の人達と協力してオッさんをとっ捕まえ、拷問をして二度と電車に乗れない身体にしてやったというようなスカッとストーリーみたいなのがインターネットだと好まれるが、現実はそれほどドラマチックではない。オッさんは意味の分からないことをブツブツ言いながらそのままどこかに行ってしまい、女性も何事もなかったかのように歩き続けていた。 私が歩きながら考えていたのは、あれが当にぶつかり男なのだろうかということであった。 も

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    yogasa
    yogasa 2023/05/12
  • コロナに関する政策に竹槍で B29 を爆破するみたいな話だ的な批判をすることについて - 山下泰平の趣味の方法

    間違った例えは止めよう コロナに関する政策に、竹槍で B29 を爆破みたいな話だ的な批判をたまにみるようになってきた。私もわりと子供の頃に、戦時中ヤケクソになった日人は竹槍で B29 をブッ壊そうとしていたといった話を聞いたことがある。その時はへーって思ってわけだけど、最近になって戦中戦後の新聞を読むうち、あれって嘘だったんじゃないのかなと感じるようになってきた。そんなわけで自分で少し調べてみたら、やっぱりこれは有り得ないような話だなといった感じだった。実は先に調べている人たちは沢山いて、ググったら結論はすぐに出るんだけど、ここでは私が調べたことについて記録しておく。 そもそも私は明治の文化を調べていて、かって日人は合理的、科学的に考え行動しようとしていたことを知っていた。これについてはにしてまとめたので、興味がある人は読んでみてください。 簡易生活のすすめ 明治にストレスフリーな最

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    yogasa 2020/04/06
  • 忠臣蔵は大正時代にも飽きられていた - 山下泰平の趣味の方法

    昔から飽きてた 気が付けば忠臣蔵の人気や知名度が無くなっていたみたいな話をインターネットで見掛けたんだけど、大正時代くらいには忠臣蔵に飽きてる人は多かった。江戸時代くらいから忠臣蔵をアレンジした物語は書かれていたのだから、大正時代以前から忠臣蔵に飽きてた人はわりといたのかもしれない。スタンダードな忠臣蔵を延々と楽しめるのであれば、アレンジする必要なんかない。飽きた人がいたから、物語に改良が加えられたわけである。 ただいわゆる普通の人、あくまで仕事の余暇に物語でも楽しもうかって人たちが飽きはじめたのは、明治の後半くらいなんじゃないのかなっていう雰囲気はある。残念ながら資料としては大正のものしか発見できなかったんで、タイトルでは大正としている。 まずは明治の普通の人たちが忠臣蔵をどう楽しんでいたのか、雑に解説しておこう。 明治の中頃くらい、忠臣蔵の全てを知りたいっていう気運が上がっている。ここ

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    yogasa 2018/12/31
  • 剣道と銃剣道どっちが強いのか大正時代に試してる奴らがいた - 山下泰平の趣味の方法

    子供に銃剣道と剣道のどっちを教えるのか迷ってる人たちが大量にいるんだけど、強い方を教えたほうが良いに決ってる。男だったら誰だってそう思う。女だってそう思うはずだし、大正時代の奴らもそう思ってる。そんなわけで大正14年に銃剣道vs剣道の試合が開催されたのであった。 銃剣道は比較的早い時期に陸軍で採用されていたものの、従来の剣術や槍術の応用に過ぎないとされ、一段低く見られてしまう傾向があった。というわけで大日武徳会も、銃剣道に教士範士の称号を与えることが長くなかった。陸軍当局の働きかけによって、大正13年にようやく教士の称号が与えられることになる。 しかしながら銃剣道と剣道が勝負をしたら、剣道が勝つだろといった風潮がまだまだ存在している。銃剣道の人らがイライラしていたところ、大正14年に全国剣道大会が開催されることとなった。 銃剣道から教士が出てから初の試合である。ここで勝てば銃剣道の真価を

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    yogasa 2017/04/03
  • 朝日新聞デジタルに寄稿しましたが下編の掲載が見送られました - 山下泰平の趣味の方法

    私は明治大正時代の物語を好き勝手に調べてるんですけど、このあいだ真田一族に関する娯楽物語についてのお話の上編が掲載されました。 cocolog-nifty.hatenablog.com 今回は下編が掲載されるはずでしたが、予定が変りました。 なぜ予定が変ったのかというと、なんか知らないうちに下編の文章がジャンジャン長くなっていって、朝日新聞デジタル編集部によって常人では最後までスクロールできないから分けろという判断が下されたからです。 というわけで中編が掲載されています。 www.asahi.com 今回は真田一族で最強の男が出てくるし、桂市兵衛も無理矢理埋め込んである。他の記事はきちんとしたことが書いてあるのに、俺のだけ八歳児が虎殺す物語が大正時代にあるとか幼稚な自慢している上に、とにかく長いしちょっとヤリすぎたかなと思っている。これでアクセス異常に少ないとか評判が圧倒的に悪いとかになる

    朝日新聞デジタルに寄稿しましたが下編の掲載が見送られました - 山下泰平の趣味の方法
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    yogasa 2015/12/09
    釣りタイトルじゃねーか
  • 朝日新聞デジタルに寄稿しました - 山下泰平の趣味の方法

    朝日新聞デジタルに寄稿しました。まず前編が掲載されて、そのうち後編も掲載されます。 それはいいんだけど、なにを書いても良いし長くなっても問題ないと言われたので、私はそれを挑戦と受け取り、真田家の特集なのに明治大正時代の娯楽物語の異常さと、私が一番好きなキャラクター桂市兵衛の自慢と、あと雑談みたいなのを中心にすごい長いのを書いた。 原稿を書いたのは私だけど怒られるとすれば私ではなく私に仕事依頼した人だから問題ないし、いよいよ桂市兵衛も朝日新聞デジタルデビューかと我が世の春を謳歌していたんだけど、冷静になったら問題あると思う。 まず特集の他の記事は大量に読まれてるのに、私のページだけアクセス28とかで異常に低いと恥ずかしいと思う。あと異常に長いので、最後までスクロールしたのが3人くらいで、そのうちの1人が私とかだとマジ最悪である。だからもうなんでもいいからこのページにアクセスしてくれ!!!!!

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    yogasa
    yogasa 2015/12/02
  • ユーザーを嫌な気持にする製品 - 山下泰平の趣味の方法

    使うと嫌な気持になるプロダクト 最近は物を購入すると、嫌な気持になってしまうことが増えてきている. 例えばだけど、これは世界のソニーが発売している DSC-QX100 というカメラである。 スマートフォンと連動して動くデジタルカメラで、変った形をしている。とってもユニークな商品なんだけど、これを使うと私は絶対に嫌な気持になる。嫌な気持になるタイミングをリストアップしていくと、余裕で20項目くらいある。真面目に考えると、50項目くらいは達成できると思う。 例えばなんだけど、3枚くらい撮影すると、スマートフォンとの接続が切れることが多い。相性があってスマホの機種によってはこういうことが起きるらしい。これは予算やら技術の問題で、仕方ないと納得できなくはない。嫌な気持にはなるが、我慢することはできる。 ただし接続が切れた後の挙動が最低で、すごく嫌な気持になる。なぜ嫌なのかというと、考えれば出来るこ

    yogasa
    yogasa 2015/08/01
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