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ブックマーク / wafl.hatenadiary.org (7)

  • 本編観てないのに『おおかみこどもの雨と雪』のコンテを読んだぜぇ(^-^)/ワイルドだろ〜 - きみにとどけてれぱしー

    ストーリーを追ったら誰でも思う「学生なんだから避妊しろよ」という意見は二重に間違っている。一つは単純に「学生だって子供産んでも良いだろ」という話。もちろんおれも、若くして子供がいる人を見ると思わず親子の年の差を計算して「コイツ齢○○にして中出ししたorされたのか」と唇を噛み締める側の人間だ。学生なのに生で性行為に励む連中を憎む気持ちは君たちと変わらない。だが「学生だから避妊しろ」という計画性のなさを叩く意見は「蓄えのない奴は子供を産むな」という話にすり替わり、最終的には低所得者強制パイプカット法案が賛成多数で可決され、おれの精管が政府の手によって切断されるディストピア社会が到来するのは明らかだ。その点からこの意見には大いに反対の声を上げたい。 世相を斬る社会派ブログとしての一面を披露したあとで残りの理由を挙げると、主人公は後先考えずに行動するタイプの人として、ちゃんと描かれているのだ。野菜

    本編観てないのに『おおかみこどもの雨と雪』のコンテを読んだぜぇ(^-^)/ワイルドだろ〜 - きみにとどけてれぱしー
  • 『トイ・ストーリー3』と朽ちたイチゴの香り - きみにとどけてれぱしー

    『トイ・ストーリー3』の予告を観た時のことは今でも覚えている。あまりに鮮烈で、その後に流れた映画編の内容が頭に入らない予告は初めてだった。それは一緒に観に行った友人も同じだったようで、映画が終わって事をしている時も来観たはずの作品については全く触れずに予告の話で盛り上がっていた。別れというテーマが簡潔に、それでいて明確に表現されている内容はもちろん、個人的にはビデオ特有の粗い映像が憧憬の対象として、取り戻すことのできないものとして表現されているのが新鮮だった。日のシネマ・コンプレックスではフィルム上映とデジタル上映が混在していた2010年に観られたのも幸福だったのかも知れない。それから2年が経過した今では、予告を観た映画館は全ての作品をデジタルで上映している。 しかし胸を打つ予告を観てしまった者の常として、つい余計な心配もしていたのだった。つまり編は予告を越えられるのだろうかと。

    『トイ・ストーリー3』と朽ちたイチゴの香り - きみにとどけてれぱしー
  • なぜオタは聖地巡礼をするオタにムカつきますか? - きみにとどけてれぱしー

    アニメの舞台となった場所を実際に訪れてみる。この行為は「聖地巡礼」と称され、公共放送で特集される程の社会現象になっているようだ。試しに検索サイトで聖地巡礼と入力すれば、アニメの舞台へ赴いたオタのレポートが散見されるだろう。多くの場合は写真も添付されていて、作品で見た構図そのままに撮られた手の込んだものさえ存在する。まるでアニメの世界が現実に立ち現れたかのようだ。それらの報告はどれも皆たのしそうで、聖地巡礼と言えば『マクロスF』に登場したファミマなる小売店にしか赴いたことのない私までなんだか朗らかな気持ちになってくる。 だがそれも最初だけ。暫くすると沸々と何かが自分の中で浮かび上がってくるのに気付く。なんだコイツラ。なんでこんなに幸せそうなんだ。アニメキャラと当に会ったようなはしゃぎっぷりを隠さないレポート群に疳の虫を刺激され憤死寸前。怒りで目の前が真っ暗になり、気付くとモニタは割れ母親が

    なぜオタは聖地巡礼をするオタにムカつきますか? - きみにとどけてれぱしー
    yogasa
    yogasa 2012/05/01
    しかし,器物損壊はよくない
  • 孤独の童貞 - きみにとどけてれぱしー

    今更ながら『孤独のグルメ』を読んだら面白かった。外と言ったらはなまるうどんのかけ小しかわないおれが見知らぬ中華料理屋に入ってしまうほど面白かった。厨房に立つおばちゃんが渋谷で起きた通り魔殺人と法事の話を交互にしていたのも面白かったし、注文した餃子に米がビッシリと付着していたのも面白かった。そんな面白かった『孤独のグルメ』なんだけど一つ気になるのは主人公が裕福な人物だとほのめかされている点。外車に乗ってたり、フランスで女優と付き合ってたり、回転寿司に入って"いつも行く寿司屋とは大違いだが…"と思ってみたり。望めば「一流」の生活はできるんだけど疲れて降りてしまった人なのかなーって感じで描かれている。*1 その主人公が例えば日雇い労働者の集まるドヤ街で周囲の客を眺めながらメシをう。問題なのはそこに優越感が描かれているのではなく(それなら差別的な作品と言えば良いだけなので楽だ)むしろ親近感を

    孤独の童貞 - きみにとどけてれぱしー
    yogasa
    yogasa 2012/02/26
  • 宮崎駿がヒロインに声優を使わなくなった理由 - きみにとどけてれぱしー

    その平成最大のミステリーは多くの人々によって語られているが、活発な議論に関わらず私たちが耳にする結論は二つのパターンに限られてしまう。一つは声優という職業を不当に貶めたもの。もう一つはビジネスの側面から論じたものだ。もちろん私たちは「ジブリ作品は実写に近いような動きのため、声優の声に違和感を感じる」と当にジブリ作品を見たことがあるのかさえ疑わしい公式見解を信じるほど従順でなければ「電通が―」とマーケティング目線でアニメを語る一派に与するほど愚かでもない。この退屈極まる二つの結論から逃れ得た答えこそが宮崎駿と声優を巡る言説を進展させる糸口になるだろう。 私はその答えを求め遠く八王子へ降り立った。この地で隠遁生活を送るR氏(元H氏)を訪ねるためだ。大学の奨学金制度を利用し声優ライブに通い詰めていた彼ならば新たな示唆を授けてくれるに違いない。一縷の望みを託しグッズの山に埋もれた廃墟をかき分けて

    宮崎駿がヒロインに声優を使わなくなった理由 - きみにとどけてれぱしー
  • Kinectとコントローラーとしてのおれの身体 - きみにとどけてれぱしー

    Kinectは2010年にマイクロソフトから販売されたXbox360向けのゲームデバイス。コントローラを用いずに操作ができる体感型のゲームシステムで、ジェスチャーや音声認識によって直観的で自然なプレイが可能となる(Wikipediaより)。簡単に言えばテレビの前に立って身振り手振りで遊べるゲーム機って感じ。同時購入したKinect対応ソフトは『Dance Evolution』 ゲーセンにあった『Dance Dance Revolution』が足元にある上下左右4つのパネルを踏んで操作していたのに対し『Dance Evolution』は全身が入力装置。キャラクターが披露するダンスを自分の体で正確に再現するほど高得点という仕組み。テレビの前で実際に踊るダンスゲームだ。 ということで早速プレイしたんだけど面白いわー。センサーが優秀なのか「いやちゃんと踊ったって!」みたいな理不尽な判定があんまない

    Kinectとコントローラーとしてのおれの身体 - きみにとどけてれぱしー
  • 『けいおん!』の主人公はギターが上手くなりすぎると死ぬ。 - きみにとどけてれぱしー

    『けいおん!』二話まで見たんだけれどおもしれー。おもしれーにも色々種類があるけど2009年の今やるとこうなるよなーという感じの面白さ。具体的に言えば主人公がギターなんかどうでもいいと思っている所がよい。ギターは部員と仲良くなるためのツールであって、人生において必要以上のウェイトをかける気は皆無なのが素晴らしい。彼女にとってギターは交換可能なものにすぎない。だから二話でギターを買いに行く途中で服屋へ向かうし犬も触る。もし雪山で遭難するエピソードが出てきたら彼女は何のためらいもなくギターを薪にして暖を取るだろう。「このギターを燃やすくらいなら凍死する!」というパンクな選択肢は選ばない。恐らく選択肢すら出ないのではないかという気さえしてくる。軽音部に入部を決意した理由も武道館ライブを目指すためではなく部員の演奏が下手だったから、バンド活動に身も心も捧げているヨハネ・クラウザー二世のような人がいな

    『けいおん!』の主人公はギターが上手くなりすぎると死ぬ。 - きみにとどけてれぱしー
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