トラフィック量の監視はMRTG等を使って定期的な監視&グラフ化はよく聞きますが、 現在のトラフィック量を監視するようなツールはなかなかありません。 で、ちょっと調べて使ってみたところ、iftopというツールがとても使いやすかったのでご紹介。 インストール iftopは多分デフォルトでは入っていないのでインストールします。 apt-get install iftop 多分RedHat系も同じようにyum install iftopで入るんじゃないかな、と思います。 起動 iftop - i eth0 一番簡単な起動方法は上記のような形です。 -iの後に監視するイーサネットの名前を記述します。 起動するとこんな感じです。 一番上の段はメジャーのようになっており、現在、最高で62.5Kbとなってます。 一番上の行の192.169.100.117が白く塗りつぶされていますが、これ
ネットワーク帯域ベンチマークツール「Iperf」を用いて、サーバ間の実効ネットワーク帯域・ネットワーク転送性能を測定する際の手順メモです。 「Iperf」は、Server(Receiver)とClient(Sender)で詳細な条件を指定してTCP・UDPのネットワーク転送性能を測定できる優れたベンチマークツールです。Windows版も提供されており、LinuxサーバとWindowsサーバ・Windows PC間のネットワーク帯域を確認する用途でも利用できます。 動作確認環境CentOS 5.8 (RHEL 5.8 クローンOS)CentOS 6.2 (RHEL 6.2 クローンOS)Iperf 2.0.5ソースのダウンロード URL次のURLより、tar.gz形式で圧縮されたソースファイル一式をダウンロードして下さい。 http://sourceforge.net/projects/ip
サーバー上でさまざまなサービスを構築する前に、そのサーバーの処理能力を把握しておくことは重要だ。特にネットワークの帯域やストレージの速度といったリソースはサービスの品質に大きく関わってくる。そこで、今回はこれらの性能を調査するためのベンチマークツールやその使い方を紹介する。 ネットワークの性能を調査するベンチマークツール まずはネットワーク関連の性能を調査するベンチマークについて紹介しよう。ネットワークの性能といっても、その指標は次のように複数ある。 スループット(速度、帯域幅) レイテンシ(遅延) パケットロス(損失パケット) まず1つめは、スループット(ネットワークの速度)だ。帯域幅などとも呼ばれるが、ネットワークの性能としてもっとも重視されるのはこれだろう。ネットワークの速度が早ければそれだけ多くの情報をやり取りできるし、またより多くの接続に対して迅速に反応できるようになる。通常スル
Linux Tips – HDDベンチマーク手順+性能測定結果一覧(hdparm,dd,bonnie++) システムのパフォーマンスが思うように上がらない場合、ハードディスクのIO性能がボトルネックになっているケースが多く見られます。 システムの環境構築が完了した後には、ハードディスクのIO性能を必ず測定しておきましょう。ここで紹介するHDDベンチマークを実行して、測定結果の妥当性を評価することによって、ほとんどのケースでディスクIO性能に起因する性能問題を未然に検知することが可能です。 ハードディスクのIO性能を左右する要素システムのパフォーマンスが思うように上がらない場合、ハードディスクのIO性能がボトルネックになっているケースが多く見られます。 以下に主要な項目を挙げるように、ハードディスクのIO性能は様々なシステム構成要素やその設定によって左右されます。システムのインフラ基盤で性能
Oracle社が提供するディスクIO性能ベンチマークツール「ORION」を用いて、Linux環境上でディスクのIO性能を測定する際の手順メモです。 「ORION」は、Oracle DatabaseのIO制御プログラムをベースにして作成されており、RDBMSの様々なワークロードパターンをシミュレートしてディスクIO性能を測定できる優れたベンチマークソフトです。Windows版・Linux版・Solaris版・AIX版・HP-UX版が提供されており、異なるプラットフォーム間でディスクIO性能を比較する用途でも利用できます。 動作確認環境CentOS 6.2 (2.6.32-220.el6.x86_64 #1 SMP) Filesystem : ext4CentOS 5.8 (2.6.18-308.el5 #1 SMP) Filesystem : ext3Oracle ORION 11.1.0.
Microsoft Azureの「仮想マシン」でLinuxサーバーのベンチマークをとって、ほかのクラウドサービスのベンチマーク結果と比較してみました。 Azure以外のベンチマーク結果は、先日のJAWS-UGで発表したデータです。 ベンチマークの条件としては、ほかのクラウドサービスも含めて下記のとおり。 2014年4月に計測。 日本のデータセンターを使用。 OSはCentOS 6もしくはAmazon Linux 2014.03 EBS-Backed AMI ディスクサイズは各サーバータイプのデフォルト。 サーバー設定は初期状態から、ユーザー作成、スワップ領域作成などの基本設定を行った程度。 Web, DB, アプリサービスは起動していない状態。 Amazon Linuxはデフォルトでファイルシステムのnoatimeオプションが有効となっている。 Azureでは下記の3タイプの仮想マシンで計
$ vi myjob.fio [Sequential-Read] # jobの名前 rw=read # シーケンシャルでreadする directory=/tmp/ # ベンチマークで使うディレクトリ size=100m # ベンチマークで使用するデータサイズ。キャッシュサイズを考慮して決める。 ioengine=libaio # 非同期I/Oでテストする。指定しないとsync(同期I/O)になる。 [Sequential-Write] rw=write # シーケンシャルでwriteする directory=/tmp/ size=100m ioengine=libaio [Random-Read] rw=randread # ランダムでreadする directory=/tmp/ size=100m ioengine=libaio [Random-Write] rw=randwrite
Tats Shibata (柴田竜典, シバタツ) has 20+ years of experience in database technology, performance engineering, and pre-sales. As a Senior Manager and Head of Japan Data Solutions Architecture at Amazon Web Services Japan, he leads a team of database and analytics technical experts who provide solution architecting for AWS customers across various industries.
記事投稿者:山下 晴規 記事公開日:2013/04/23 最終更新日:2013/04/23 (この記事は約1年以上経過しています。) ディスクI/Oのベンチマーク測定ツール「fio」を使って、Linux上でストレージのパフォーマンス測定を行ってみました。fioは様々な測定が出来るツールであり、深く使いこなすにはディスク周りに関する知識も求められるツールだと思います。ここでは、fioの簡単な使い方までを中心に記載しておきたいと思います。 fio 情報 ディスクI/Oを計測するベンチマーク測定ツールです。以下の特徴を持つ、すぐれたツールだと思います。 シーケンシャル Read/Write、ランダム Read/Write が測定可能 IOPS(Input/Output Per Second 1秒間に読み込み/書き込み出来る回数)を測定可能 ファイルサイズの指定や、IOエンジンの指定など、様々なベ
FIOとは? FIOはディスクのベンチマークや負荷検証に利用されるツールで、Flexible I/O testerの略です。その名の通り、かなり豊富なパラメータが用意されていることで、様々なベンチマーク・検証を行うことができます。 このページでは、FIOのセットアップと実際にベンチマークを実行して結果を確認するところを解説します。 FIOのセットアップ LinuxへのFIOのセットアップは以下の通りです。 #RedHat/CentOSの場合 yum install -y libaio-devel # Debian系の場合 apt-get install -y libaio-dev cd /usr/local/src wget "http://brick.kernel.dk/snaps/fio-2.1.4.tar.bz2" tar jxf fio-2.1.4.tar.bz2 cd fi
LinuxサーバーのHDDやSSDのI/Oベンチマークを計測するのに hdparm を使っていましたが単純な計測なので、Windowsでは毎回お世話になっている CrystalDiskMark のようなお手軽簡単でいて比較しやすい計測がしたくて探してみたらありました。 そのベンチマークツールの名をfioと言います。 ディレクトリ指定ができるのでNFSを指定すればネットワーク越しの計測ができたり、マルチプロセス/マルチスレッド対応、I/Oエンジンを変えて同期I/Oや非同期I/Oやら選べて、jobという負荷シナリオを作成してベンチマークできたり、これがあればI/Oベンチマークはなんでもこいって感じです! 2011/1/25 にバージョン1.50がでています。 1.50のリリース情報 ----- サポートは、Windowsに追加されました。クリーンアップOSの一般的なサポート。新たにblktra
このうちCPUの性能を単純に測定できるのがDhrystoneおよびWhetstoneテストで、それぞれ整数演算および浮動小数点演算の性能を測定するものとなっている。また、そのほかのベンチマークテストについては一般的なアプリケーションにおける処理を模したものになっており、システム全体の処理能力を数値化するものになっている。 UnixBenchのインストールと実行 UnixBenchのバイナリは公開されていないため、テストを実行するには自分でコンパイルを行う必要がある。コンパイルにはmakeやGCCなどのコンパイルビルドツールに加え、PerlのTime::HiResモジュールが必要だ。このモジュールはRed Hat Enterprise Linux(RHEL)互換環境の場合、「perl-Time-HiRes」パッケージに含まれているので、これをインストールすれば良い。 # yum instal
このうちCPUの性能を単純に測定できるのがDhrystoneおよびWhetstoneテストで、それぞれ整数演算および浮動小数点演算の性能を測定するものとなっている。また、そのほかのベンチマークテストについては一般的なアプリケーションにおける処理を模したものになっており、システム全体の処理能力を数値化するものになっている。 UnixBenchのインストールと実行 UnixBenchのバイナリは公開されていないため、テストを実行するには自分でコンパイルを行う必要がある。コンパイルにはmakeやGCCなどのコンパイルビルドツールに加え、PerlのTime::HiResモジュールが必要だ。このモジュールはRed Hat Enterprise Linux(RHEL)互換環境の場合、「perl-Time-HiRes」パッケージに含まれているので、これをインストールすれば良い。 # yum instal
概要 CentOS7のデフォルトのファイルシステムがXFSとなりました。 mkfsコマンドでも、minix, xfs, btrfsが使えるようになりました。 そこで気になるファイルシステムを色々調べ、ベンチマークを自分なり取ってみました。 多少なりともご参考になればと思います。 色々なファイルシステム こちらをご参考ください。 http://qiita.com/sion_cojp/items/c8e015db39ddbf43012e それぞれファイルシステムを作ってみる 今回の環境は CentOS6(ホスト) 4Core, MEM:32G, HDD:300G CentOS7(ゲスト。こちらで計測しております。) vCPU *1, MEM:4G, HDD:40G 容量が少なかったため、btrfsのベンチマークが終わった後、zfsにファイルシステムを変更し検証をしております。 ### zfsの
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